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(回答先: デラルア大統領辞任、アルゼンチン政情不安で引責〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 21 日 12:10:58)
【ワシントン20日=天野真志】
国際通貨基金(IMF)のトム・ドーソン対外関係局長は20日の記者会見で、経済危機で混乱してアルゼンチン情勢に関連して、「経済改革の実現に向け、アルゼンチン政府とは引き続き協議する用意がある」と語り、アルゼンチンに対する追加融資交渉を継続する意向を明らかにした。
そのうえで局長は、過去の国際金融危機の時と比べ「今は、新興市場国が国によってそれぞれの事情を抱えていることを(市場関係者が)理解している」と述べ、今回の危機が他の国に波及し、過去のような連鎖的な危機を招く可能性は小さいとの見方を示した。
アルゼンチンは、約13億ドル規模の追加融資の早期実施をIMFに求めていたが、IMFは今月初め、アルゼンチンがIMFに約束していた今年の財政赤字の削減目標を達成できない見通しとなったため、追加融資を当面見送る方針を表明していた。
局長の発言は、同国の財政事情が改善に向かえば、IMFに支援の用意があることを強調し、危機の沈静化を後押しする狙いと見られている。
(12月21日10:25)