投稿者 sanetomi 日時 2001 年 12 月 07 日 06:22:20:
(回答先: 個人投資家に“1万円国債”来年度発行へ(読売新聞) 投稿者 sanetomi 日時 2001 年 12 月 07 日 06:18:06)
政府は、個人による国債保有を促進するため、額面を小さくして購入しやすくし、利率を市場の金利動向に合わせ変動させる新型国債を来年度から発行する方向で検討に入った。6日、財務省の説明を受けた小泉純一郎首相は、来年度発行に向け商品設計を指示した。
新型国債は、現在の国債の額面5万円を1万円程度まで下げ個人が買いやすくする。償還期間は10年を予定し、長期保有のため利率は購入時で固定せず、市場の金利動向などを参考に変動する仕組みにする見通しだ。
日本の国債は、他の先進諸国と比べ金融機関の保有割合が高く、個人購入が少ない。今年3月時点の個人保有割合は2・5%で、英国(個人保有割合9・4%)の4分の1強、米国(同5・3%)半分以下だ。
個人保有を増やすことで国債の安定消化を進めるとともに、1400兆円に上る個人金融資産を活用する狙いがある。小泉内閣が来年度予算編成で公約している国債新規発行30兆円以内の枠の中に含まれる。 【川俣友宏】