投稿者 sanetomi 日時 2001 年 12 月 07 日 06:18:06:
財務省は6日、売却対象を個人に限定した満期10年の新型国債を2002年度から発行する計画を明らかにした。最低購入単位を1万円まで引き下げて少額投資を促し、欧米に比べて著しく低い国債の個人保有比率を高める狙いがある。満期までの保有を原則とし、国債市場での時価での売却を禁じるが、国が額面で直接買い取る形での中途換金には応じる。第1弾として、2003年1月に3000億円程度を発行する方針だ。
現在の国債の最低購入単位は5万円で、原則、固定金利を採用している。これに対し、個人向け国債は1万円から買えるうえ、変動金利を採用。このため、超低金利下でも、将来の金利上昇を見込めば、投資意欲を刺激するほか、小口投資も可能な金融商品となる。