投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 06 日 14:43:40:
(回答先: 青木建設:民事再生法申請へ 負債総額は4000億円超〔毎日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 06 日 14:42:18)
経営再建中の準大手ゼネコン(総合建設会社)青木建設は6日午後、東京地裁に民事再生法の適用を申請する。約4000億円(2001年9月末)にのぼる連結有利子負債の金利負担に耐えられなくなったうえ、バブル期の不動産開発の処理も進まず自力再建を断念した。小泉純一郎政権は銀行の不良債権の早期処理を政策の最大の柱に据えている。不良債権の多くはゼネコンや不動産向けの貸し出しとみられ、青木建設の民事再生法申請を機に不良債権問題の処理が本格化する見通しだ。
青木建設は同日午後、臨時取締役会を開き、民事再生法申請を決議する。負債総額は連結ベースで4000億円を超すとみられる。民事再生法を申請した上場ゼネコンは今年3月の冨士工に次ぎ2社目。青木建設は今後、スポンサーを探すなどして再生計画を策定する。
青木建設は1999年3月期に、主力取引金融機関のあさひ銀行、日本興業銀行など26社から総額約2049億円の債務免除を受けるとともに、借入金約4000億円のうち1097億円の借り入れを維持(20年間)する支援措置を受けた。