投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 06 日 12:21:30:
(回答先: IMF、アルゼンチン追加融資を当面見送り〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 06 日 12:15:14)
【サンパウロ5日=窪田淳】
アルゼンチンの代表的な株価指数であるメルバル指数は5日、229.18と前日終値比8.02%上昇して取引を終えた。国際通貨基金(IMF)による12億6000万ドルの支援融資の実行が近いとの期待が背景がある。これに対し、IMFは現時点で融資実行の用意はないことを示唆している。
ブエノスアイレスの証券取引所では取引開始とともに買いが先行し、メルバル指数は一時前日終値比10%を超えた。経済財政省幹部が同日、「IMFの融資計画には変更がなく、数日以内に実行される」と語ったことが市場に安心感を生んだ。
しかし、IMFは同日夕、「現地の調査団からの情報を検討した結果、新たな合意に至る時期ではないと判断した」との声明を発表。IMFはアルゼンチン政府との経済計画の策定作業を継続するとしているが、融資実行の前提となる計画での合意の遅れをほのめかした。