投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 04 日 11:47:24:
週明け3日のニューヨーク株式市場は、米エネルギー卸売り最大手エンロンが前日、連邦破産法11条の適用を申請した影響などで売りが先行した。大企業中心のダウ工業株平均は、前週末比87.60ドル安い9763.96ドルと9800ドルを割って引けた。ハイテク株の多いナスダック市場の総合指数終値は、同25.68ポイント安い1904.90だった。
エンロンに多額を融資、投資している金融機関やエネルギー大手で、「貸し倒れや投資損失による業績悪化が予想される」(米証券大手)として、関連銘柄が軒並み下落。中東情勢の緊迫に加え、近く発表される11月の雇用統計で失業率が上昇するとの観測から、早期の景気回復期待が後退し売り注文が膨らんだ。(10:20)