投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 30 日 22:08:27:
(回答先: MMF元本割れ:安全神話が崩壊 投資家離れ招く恐れ〔毎日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 30 日 20:15:00)
日興コーディアルグループ <8603> が前日比30円(-4.41%)安の終値650円で株価は4日続落となった。株価の下落率はこの4日間だけで16%を上回っており、株価は9月27日に付けた年初来最安値(613円)を改めて意識する展開となってきた。
同証券の株価急落は前日29日算出分の基準価格で日興MMFが元本割れとなったことを受けてのもので、元本割れとなった日興証券から野村や大和への個人投資家の資金が移動するのではないか、といった見方が強まってきていることが改めて日興コーデ株安につながる形となっている。実際、今日のところは、野村ホールディングス <8604> が前日比24円(1.42%)高の終値1,710円、大和証券グループ本社 <8601> が前日比38円(4.82%)高の終値827円と反発に転じている。
日興MMFに限らず、先週には大成火災の破綻に伴い三洋投信委託などのMMFが額面割れを起こすなど本来、安全性の高いMMFの元本割れが相次ぐなかで個人投資家の証券会社離れがより一層深刻化するのでは、といった懸念も強まってきており、個人投資家の証券会社離れが強まれば更に株価は下落するといった悪循環に陥る格好ともなっている。