投稿者 あっしら 日時 2001 年 11 月 27 日 22:24:30:
(回答先: 中期財政計画:「2010年代に黒字化」 最終案で明記 [毎日新聞11月27日] 投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 27 日 17:49:49)
どうせ小泉は2004年には首相の座にいないんだろうけど...
歳入(税収)について記述がない「中期経済財政計画原案」ってなんなんだ。所得税・法人税・消費税・相続税などのあり方について触れないままよく書けたものだ。それらの税は今のままだと言うのかな。
>・02〜06年度の間、歳出規模は現在の水準を上回らない
歳出規模を下げる方向にはしないということだ。来年あたりには、国債発行30兆円以内というタガはなくなるかも。
>・今後2年間はゼロ成長を甘受
現実だから、しかたがない。
>・日本経済の新たな成長のエンジンはサービス産業と貿易財産業
サービス産業は不況で最初に打撃を受ける産業であり、貿易財産業は今後ますます“どっか”にいっちゃう産業だぞ。
>・2010年代初頭にプライマリーバランス黒字化
2010年代初頭って、遅くとも2011年までってことかな。あと10年か、その年度の歳出を極端に減らさない限り、まず無理だ。
>・経済が計画の想定から大きく外れる場合には財政健全化のペース見直し
大きく外れると思っているから“想定”がつくわけね。原案段階で大きく外れるかもと思ってしまうようなものは、“計画”ではなく“願望”という。
>・04年度以降、経済成長率は実質1・5%、名目2・5%
これは具体的だ。ということは、4年度にはデフレが終わっていて若干インフレ気味になるということだ。まさか、名目だけアップで、実質はマイナスってことはないでしょうね。
2004年から2006年あたりが日本経済にとって最大の試練になると思っているのに...
>・不良債権を最終処理し、3年後に正常化
98年の銀行への公的資金投入でなんと言ったかは今さら問わないけど...。不良債権は、よどんだヘドロじゃなく、現在進行形のものだ。「今後2年間はゼロ成長を甘受」なのに、不良債権が増えないというのかい。
>・06年度までに公共投資のGDP比率を現在の5%強から3%台後半に引き下げ
その差を何で埋めるんだろう。まさか、軍事費ってことはないよね。