投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 26 日 12:57:55:
【ロンドン26日=斎藤孝光】
欧州系格付け会社フィッチは26日、日本の長期国債の格付けを現行のAAプラスからAAに引き下げた。今後の見通しについては、一層の引き下げの可能性がある「弱含み(ネガティブ)」に据え置いた。
フィッチは格下げの理由について、世界経済の減速がここ数年好調だった輸出やハイテク分野への投資を悪化させたことや、不良債権問題で金融システムが揺らいでいる点を指摘した。
さらに小泉内閣の構造改革路線が激しい抵抗を受けていることも不安材料として挙げており、日本が改革を先送りし続けた場合には、一層の格下げが避けられないと警告している。
フィッチは98年9月に日本国債の格付けを最上級より一段階低い現行の「AAプラス」に引き下げている。
(11月26日10:36)