投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 25 日 11:04:42:
【ニューヨーク24日共同】
米国の景気循環を判定している民間組織、米経済調査局(NBER)が26日にも、米経済が既に景気後退(リセッション)期に入っているとの見解を発表する見通しになった。24日付の米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。
同紙によると、NBERの複数のメンバーは景気後退期に入った時期について、米中枢同時テロの半年前の3月とみているという。3月となれば、1991年4月から始まった米国の景気拡大期間がほぼ10年間で終了したことになる。
景気後退入りや底打ちなどの景気循環は、NBERが判定することになっている。
金融市場などでは、国内総生産(GDP)実質成長率が2四半期連続でマイナスとなることが景気後退と定義されているが、NBERは、雇用や鉱工業生産指数などの数値が「数カ月以上にわたる大きな落ち込み」を見せた場合としている。
NBERによると、前回の景気後退期は91年3月で終了、同年4月から景気拡大期に入っていた。