投稿者 sanetomi 日時 2001 年 11 月 20 日 18:21:33:
自民党の「たばこ・塩産業特別委員会」 の堀之内久男委員長と、「葉たば
こ価格検討小委員会」の松岡利勝委員長は20 日夕、「小泉(純一郎)総理は国会その他の場で、新たな税負
担を求めないと再 三言明しているにもかかわらず、たばこ増税が取りざたされていることについ ては強く反対
である」とする連名の決議を発表した。
反対の理由として、1)たばこは既に担税物品のなかで最も高率の6割を 超える税負担をしている、2)特定産
業・商品に対する短期間の度重なる増税 は著しく均衡を失する大衆課税の強化である、3)国内たばこ総需
要は1997年 の2年連続増税による価格引き上げ以来、減少傾向にあり、葉たばこ耕作者、 たばこ販売店など
たばこ産業全体に回復し難い壊滅的な打撃を与える−−と主 張している。
小泉内閣は、2001年度の第2次補正予算編成の検討を開始したが、国債発 行30兆円枠の変更は考えておら
ず、財源確保策が緊急の課題となっている。自 民党税制調査会や政府税制調査会などでは、たばこや発泡
酒などの増税案も検 討課題として浮上している。