投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 30 日 21:49:57:
回答先: 北陸銀行が来年3月期決算で赤字転落見通し〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 29 日 22:19:00:
10/29 19:30 北陸銀のV字型回復期待 金融庁、議決権前提に協議 金融58
共同
金融庁の森昭治長官は二十九日の記者会見で、北陸銀行の優先株
が来年三月期決算で無配の見通しになったことについて「資本注入
した側としては遺憾だが、V字型回復を狙うことに一定の評価をし
たい」と述べ、二○○一年度を底に業績回復を目指す再建計画に期
待を表した。
同時に「二年連続の無配は絶対避けたい」と話し、○三年三月期
決算での優先株復配を強く求めた。
優先株が実際に無配となった場合、国に株主総会での議決権が生
じることに関しては「賛成できる経営健全化計画と(株主総会の)
議案をつくってもらい、賛成投票する。これしかない」と指摘。議
決権発生を前提に金融庁と銀行が協議、双方が納得できる再建案を
まとめるのが唯一の選択肢であることを強調した。
長官は「どの銀行に対しても配当を斟酌(しんしゃく)した不良
債権処理では信認は高まらないと伝えている」と語り、北陸銀行や
足利銀行の優先株無配は不良債権の引き当て・償却を最優先した結
果だとの見解を示した。
また、北陸銀が含み損を抱えた株式の強制評価減を八百億円近く
も計上することが無配の一因となったことに関連し、九九年九月に
資本注入した時点では東証平均株価が一万円割れする事態までは想
定していなかったことを示唆した。
(了) 011029 1929
[2001-10-29-19:30]