投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 04 日 19:02:05:
回答先: 中小企業景況が金融危機時レベルに悪化・信金中金総研(NIKKEI NET) 投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 04 日 18:56:19:
小泉政権の進める構造改革が行われた後の雇用方針について、中小企業経営者の約3割が、「新規採用は一切しない」と考えていることが、信金中央金庫総合研究所が4日まとめた調査結果で分かった。
調査は中小企業1万6000社を対象に、9月4〜10日に実施、1万2433社から回答を得た。調査結果によると、67・7%が構造改革には「期待している」と回答したものの、構造改革断行後の雇用方針については、「新規採用は一切しない」との回答が27・9%で、景気の先行きに対する強い懸念を示している。「業界・地域に関係なく優秀な人材を新規採用」は2割を超えたが、「同一地域から地縁・人縁で新規採用」「失業者を新規採用」などは3%前後にとどまった。
信金中金では、「中小企業でも雇用に競争原理の導入が増えている。従来のように、円滑な労働移動や地域社会の雇用創出・確保の場とはなり得なくなっている」と厳しく分析している。
また、構造改革がもたらす影響については、「地域社会が衰退する」との回答が約5割を占め、具体的には「倒産・失業増」(48・5%)、「地域間格差が拡大」(17・1%)などを懸念する経営者が目立った。 【増田博樹】
[毎日新聞10月4日] ( 2001-10-04-18:48 )