投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 03 日 15:22:40:
会社更生手続き中のシーガイアグループ(宮崎市など)のスポンサーの米投資会社リップルウッド・ホールディングスは課長級以上の管理職174人の9割近くを、9月の新体制移行後に再雇用しない方針を固めた。リ社はグループのホテルと宴会場の閉鎖も検討しているとみられ、宮崎県がシーガイア再建で掲げた原則のうち、施設の一体的運営も守られない見通しだ。
関係者によると、木許(きもと)英太郎元社長ら元役員17人全員には今月18日付の解雇が伝えられた。その他の管理職157人のうち、130人以上に7月31日から再雇用しない旨の通告がされている。9月から米国のホテル経営専門家が運営責任者に就任するという。
一方、閉鎖が検討されているのはグループの佐藤棟良(むねよし)前会長が66年に宮崎市中心部に開業したホテルフェニックスと、シーガイア内にある宴会場。リ社は既に両施設の宣伝活動の中止を決めている。
グループの佐藤安正管財人は先月26日の緊急社員集会でパート、アルバイトと社員計2468人のうち、パート、アルバイトと主に20代の若手社員計1557人の再雇用を通告。残る社員911人の処遇は6日をめどに決めるとしている。 【奥田伸一】
[毎日新聞8月3日] ( 2001-08-03-15:01 )