投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 04 日 00:11:10:
【ロンドン3日=奥村茂三郎】
訪英中の柳沢伯夫金融担当相は3日、国際通貨基金(IMF)が日本政府に対して打診している金融特別審査について「受け入れないという姿勢は世界で通用しない、という考えももっともだ」と述べ、時期や検査内容などで日本側の意向を尊重すること条件に、受け入れる用意のあることを明らかにした。ワシントンでケーラーIMF専務理事と5日に会い、方針を伝える。
英金融サービス機構(FSA)での講演後の質疑応答で発言した。IMFの要請について、柳沢金融相は「私は極めてオープンだ」と受け入れを拒む方針ではないことを強調。そのうえで「3年もかかる検査に対応するには、人員を拡充してからでないと難しい」と指摘し、金融庁側の受け入れ態勢の不備や検査期間の長さが障害になっているとの見方を示した。
5日のケーラー専務理事との会談の内容については「どういうタイミングでやるのか、どんな工夫をしてもらえるのか、少し相談したい」と述べ、時期や検査内容などについて譲歩を引き出したい意向を示した。
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