投稿者 HR 日時 2001 年 9 月 02 日 14:47:12:
●日本がIMF審査の対象になっている。
08/31 12:34 IMF審査は当面見送り 金融33 共同
柳沢伯夫金融担当相は三十一日の閣議後会見で、国際通貨基金(IMF)が
日本の金融システムを審査することを計画し、受け入れを打診してきたことを
明らかにした。
柳沢金融相は「隠し立てする気持ちはない。ただ、金融庁の人員では今、審
査を受け入れるゆとりがなく、もうしばらく待ってほしい」と述べ、実務的な
準備ができるまで受け入れを見合わせる意向を示した。来週の欧米訪問で、I
MFのケーラー専務理事と会談する際にこの考えを伝えるという。
IMFは一九九○年代後半のアジア経済危機の経験から、加盟国の銀行経営
などを分析する審査計画を立案し、各国の金融監督当局に幅広く受け入れを要
請している。これまでにカナダや南アフリカなどが審査を受け入れた。
●8月31日(金)(NevadaEconomicReport)
投稿日 8月31日(金)18時11分
<<緊急体制を引いておりますので、個別銘柄の解説は、割愛させて頂きます>>
予定通り、ニューヨークダウが、1万ドルを割り込み、為替も円高になり、日
経平均が続落する。ここまでは、極めて、当然の動きであり、想定そのもので
す。(9月1日経済レポートご参照) ところが、ここで、大きな行き違いが出
てきてしまいました。
日経朝刊で、報じられました「IMF問題」です。 日本は、拒否反応をして
います。 これは、米国側からすれば、極めて驚くべき事態です。 米国側とす
れば、怒り心頭という状態になっていると思います。この点は、また、明日、
解説させて頂きます。 さて、今日の日経平均の下げ(224円安:10,713円)
は、極めて悪質です。 また、銀行決算にとって、<死守ライン>であります
TOPIX1,100ポイントはかろうじて守りましたが、これも、今後、ヘッ
ジファンドの売り攻勢にあい、いつまでも、守れるものではありません。 日
米政策のずれをついた形で、週明け以降、ヘッジファンドは、怒涛の売りを仕
掛けてくるかも知れません。 この週末に、G7乃至は、大蔵大臣会合が開催
されると思いますが、これで、日本がゼロ回答をした場合、週明けにも日経平
均は一万円を割り込み、世界金融市場が激動に入ります。 どのような動きに
なりますか、注意深く見ていきたいと思っています。 また、【電力株】の動
きには、警戒が必要です。 (今日、東電は、一時110円高(引けは70円高)に
なっています) リスクマネーを一手に吸収する動きになっていきますから。
http://www.collectors-japan.com/nevada/index.html
http://www.asyura.com/sora/hasan1/msg/286.html
現在、徐々に海外に資産を移すことへの規制が入りはじめています。これは、
徐々に、徐々に目立たない形で行われていますので、国民には、殆ど気づかず
に行われています。 例えば、成田空港では、もう半年以上も前から、このよ
うな電光掲示板が掲げられています。【100万円以上の円貨の持ち出し、金
塊の持ち出し等は全て税関に報告するように】と。(色々細かい記載もありま
すが)
また、今、名寄せが急ピッチで進められています。そして、国民総背番号制の
準備も、住民基本台帳法案が施行されていますから、もう一息のところまで、
準備が来ているのです。
今後、もっとはっきりした形で、規制が行われる事になりますが、それが、明
らかになった段階では、事実上、海外に資金を避難させる事は不可能になるで
しょう。海外送金も、ドル購入も制限が加えられるからです。ただ、これとI
MF管理とはあまり関係はありません。何故なら、IMFは、日本のような巨
大経済圏を立て直した事がないからです。彼らは、このように言っています。
<壮絶なる実験だ>と。
そして、日本のIMF管理は、今までのIMF管理とはかなり違った形になると思っています。
それは、以前から、野中氏等が述べてきました、”日本には、1,400兆円
もの国民金融資産がある”今まで、IMFが管理してきた国には、国民金融資
産は殆どなく、このため、IMFからのスタンドバイ・クレジットや、現金が
投入され、危機を防いできたり、事後処理を行ってきたのです。
日本には、【国民預金】があります。日本人(日本政府)が、この【国民預金
(700兆円)】を取り崩して、不良債権処理が出来ないのであれば、IMF
が代わりに、強権を発動して、処理をしましょう。と、いう事なのです。典型
的な<外圧処理>です。ただ、日本が、IMF管理に入った場合には、アジア
諸国は、未曾有の経済混乱に陥りますから、この時には、IMFは、所有金を
売却する動きとなると思います。今後、日本が取ることを許される手段は、
1)30%以上の預金がカットされる
2)消費税が25%以上へ引き上げられる
3)上記が、時期をずらせて行われ、結果、日本には、物凄いインフレが、襲ってくるこれだと思っています。
そして、国民には、悲惨な苦しい生活が待っていると思っています。このよう
な事態が想定される以上、私は、顧客の方には、海外資産を持つことをお勧め
しているのです。今なら、合法的に海外資産を持つことが出来ますから。
http://www.asyura.com/sora/hasan1/msg/230.html
Citi Bankの日本支店の口座ですが、これは、預金封鎖の場合、日本
の銀行と同じ扱いになります。(ただ、米銀ですから、かなり優遇されると思
いますが、それでも、預金カットの場合には、同様に、カットされる事になり
ます。)このため、私は、海外に資金を避難させるべきであると述べてきてい
るのです。今後、起こるであろう金融危機では、まず、IMFが出てくること
になります。その際、徹底的に、預金は調べられ(名寄せ・拘束預金等)、し
かるべき預金封鎖・預金カットの準備をするはずです。その準備が進んできて
います。
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