投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 7 月 30 日 17:29:20:
回答先: 東証:バブル後最安値割る 日経平均1万1588円67銭〔毎日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 7 月 30 日 17:10:25:
30日の東京株式市場の平均株価は、前営業日比218円81銭安の1万1579円27銭で取引を終え、先週23日につけたバブル崩壊後の最安値である1万1609円63銭を下回り、85年1月以来の安値となった。29日の参院選では、小泉人気に支えられた自民党が大勝したものの、景気と企業業績が今後さらに悪化するとの懸念は根強く、売り優勢となった。
与党3党が安定多数を確保したことは、政治安定につながるため、通常であれば、株式相場にとってプラス材料となる。ただ市場では、今後の「小泉改革」により、デフレ圧力が強まるとの懸念が強く、経済産業省が30日発表した6月の鉱工業生産指数が4カ月連続で下落したことも、こうした悲観ムードを強めた。
市場関係者の間では、証券税制の見直しなど、株式市場てこ入れ策が具体化するまでは、相場の反転は見込みにくい、との声が聞かれている。
この日の取引では、ソニー、キヤノンなどのハイテク株、みずほホールディングス、三菱東京フィナンシャル・グループ、UFJホールディングスなどの銀行株の下げが目立った。
ソニーは、先週発表した4-6月期連結決算で、営業利益が前年同期比90%減少したことが嫌気されており、この日も年初来安値を更新している。