投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 24 日 11:05:50:
回答先: 野村“1兆円ファンド”が銘柄大幅入替/柳沢金融相のサン・プロ出演に市場注目 投稿者 DC 日時 2001 年 8 月 24 日 00:32:55:
先般来、投信の動きを<投資速報>でお知らせしてきましたが、下記の報道の通り、投信が最後の投げに入った「ソフトバンク」、その他のハイテク株、そして、【東京電力】は、猛烈な反発局面が近づいてきました。
これからの下げは、安心して買っていけます。
以下、ご参考までに、報道を添付させて頂きます。
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「どうやら、『Big Project−N(BPN)』が8月21日の一日で大幅な銘柄の入れ替えを実施した模様だ」
大手金融機関のマーケット担当責任者がこう言ってみせる。
改めて説明するまでもないと思うが、ここで言う“Big Project−N(BPN)”とは、野村証券の子会社である野村アセット・マネジメント投信が設定する超大型投資信託「ノムラ日本株戦略ファンド」のことを指す。
このBPNは、昨年2月2日に発売されて間もなく、その純資産額が1兆円を超えたことから、“1兆円ファンド”の異名をとるなど現段階において間違いなく日本を代表する投信と目されているのが実情だ。
「日本ではこれまで純資産額が1兆円を超える超大型ファンドは過去存在したことはありませんでしたし、現状においてもBPN以外には見当たりません。
そうした意味でBPNは、野村証券グループの旗艦ファンドであることは間違いありませんが、それだけにとどまらず日本の旗艦ファンドとでも言うべき存在にまで成長してしまったのです」(大手証券役員)
もっとも、そのBPNは、販売開始直後から運用結果は大きく低迷し続けることとなる。
こうしたBPNの運用低迷は現在も変わることなく、販売当初1万円に設定された基準価格は、8月20日現在で5656円にまで暴落しているのが実情だ。
実に40%以上も目減りしてしまったのである。
「どうやったらあれだけの損が出るのか不思議でしようがない。仮に目をつぶって運用したとしてもあれだけの損は出ない」(外資系投信会社ファンドマネージャー)
こうしたコメントに代表されるように、BPNに対する専門家の評価は散々なのが実情だ。
「BPNの運用成績が低迷している理由はハッキリしている。その理由は何と言っても、ITバブル崩壊の影響をストレートに受けてしまったことにある。
BPNはIT関連銘柄あるいはハイテク銘柄の組み入れ比率が高かったために、ITバブル崩壊の影響をモロに受けてしまったのです」(前述同)
ところがここにきて、BPNはその運用方針を大きく変えつつあるのではないか、という指摘が株式マーケットでささやかれ出したのである。
8月22日、野村証券は三菱東京フィナンシャルグループ、みずほグループなどの“金融ビッグ4”株に対してまとまった買いを入れると同時に、ハイテク株の売りに回った。
「こうした野村証券の動きについて、株式マーケットではBPNの銘柄入れ替えに伴うもの、という指摘がもっぱらです。一説によると、1200億円程度の銘柄入れ替えが行われた模様です」(大手証券役員)
仮にこうした“指摘”が事実だとすると、BPNの資産の実に5分の1が入れ替わったことになる。
昨日、野村証券が朝から買いに動いた銘柄は銀行株と不動産株だ。
そうすると、この両名柄については今後、“買い”ということになるのだろうか。
前述の外資系投信会社ファンドマネジャーがこう断言する。
「いいえ、まったくその逆です。われわれの世界では『BPNの逆を行け』というのが常識です。従って、銀行株と不動産株は“売り”なのです」