投稿者 sanetomi 日時 2001 年 8 月 20 日 22:19:31:
金融庁長官がIMFの「不良債権リポート」を批判
#先程の記事の続きになりますが、ホントは批判できないはず。
金融庁の森昭治長官は20日の記者会見で、国際通貨基金(IMF)が市場関係者の声を引用する形で、
日本の金融機関の不良債権は公表額より巨額だと指摘していることについて、「公表している不良債権額は
世界的なルールに基づいたもの。(IMFのような)権威ある国際機関が『市場がこう言っている』との
リポートを出すのは無責任だ」と批判した。
金融庁が発表している日本の金融機関の不良債権額は2001年3月期で約44兆5000億円だが、
IMFは「債権への引き当てが25兆円も不足しており、金融システムの信頼性を維持するには銀行への
資本注入が必要だ」とのリポートを7、8月に公表した。
森長官の発言は、再三の否定にもかかわらず資本再注入論が繰り返されることへのいらだちを示してい
る。 (8月20日21:54)