投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 7 月 27 日 10:56:17:
【ワシントン逸見義行】
米国の大手格付け会社、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは26日、アルゼンチンのデフォルト(債務不履行)のリスクが高まったとして、同国発行の外貨建てとペソ建ての国債の格付けを「B3」から「Caa1」に1段階引き下げたと発表した。国債の格付けとして「Caa1」は、ウクライナ、パキスタンと並ぶ最低ランクとなる。
今回の格下げを受け同日の国債市場では、アルゼンチン国債の利回りが急騰(価格が下落)しており、同国の資金調達が一層難しくなる懸念が出ている。アルゼンチン経済は、新興市場国の金融通貨危機を再燃させる火種として、今後もくすぶり続けそうだ。
[毎日新聞7月27日] ( 2001-07-27-10:27 )