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(回答先: 新種のクローン豚誕生 人間への臓器移植に進展【ロンドン3日共同】 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 1 月 03 日 13:55:18)
01/03 12:45 拒絶反応抑えたクローン豚 移植用臓器生産に前進 外信29
【ワシントン2日共同】世界初のクローン羊「ドリー」の誕生に
かかわった英国のPPLセラピューティクス社は二日、豚の臓器を
人間に移植する際の拒絶反応に関連する遺伝子が働かないようにす
る遺伝子操作を行った細胞から、クローン豚をつくることに成功し
たと発表した。
同社は「この手法で拒絶反応が抑えられれば、人間の臓器と大き
さが似た豚の臓器を移植医療に使うことに向けて大きく前進する」
としている。
同社のグループが注目したのは、ミニブタという小型の豚の臓器
を人間に移植した際に起こる超急性拒絶反応の原因になる「アルフ
ァガラクトース」という物質の生産に関与する遺伝子。
特殊な技術でこの遺伝子を壊した「ノックアウト豚」の細胞を基
に、この遺伝子を欠くクローン豚の雌五匹を、昨年十二月二十五日
に誕生させることに成功。クリスマスにちなみ「ノエル、エンジェ
ル、スター、ジョイ、メリー」と名付けた。
人間の臓器に大きさが似た豚の臓器が移植医療に使えれば、慢性
的な臓器不足解消の決め手になると期待されている。だが、種を超
えた臓器移植には、強い拒絶反応が大きな壁になっている。また、
豚の染色体に組み込まれたレトロウイルスが、移植先で有害なもの
になる恐れなども指摘されている。
同社はクローン羊「ドリー」を誕生させた英スコットランドのロ
スリン研究所と提携している。
(了) 020103 1245
[2002-01-03-12:45]
01/03 12:25 「極めて重要な成功」 外信30
【ロンドン3日共同】分子免疫学が専門の英ロンドン大のアンド
ルー・ジョージ助教授は三日までに、拒絶反応を引き起こす遺伝子
を除去した新種のクローン豚が誕生したことについて「極めて重要
な成功といえる」と高く評価した。英PA通信に語った。
助教授は「(今回成功した)技術がないと、人間に移植された豚
の臓器は、患者がまだ手術室にいるうちに拒絶反応で破壊されてし
まう」と指摘。その上で「臓器の疾患が末期的な段階まで進行した
患者の治療にとって、動物の臓器利用は大きな可能性をもたらす」
と臓器の「異種間移植」研究の重要性を強調した。
(了) 020103 1224
[2002-01-03-12:25]
01/03 11:54 「4年以内にも臨床試験」 外信27
【ロンドン3日共同】三日の英PA通信によると、人間への臓器
移植などへの利用を視野に入れた新種のクローン豚開発に成功した
英PPLセラピューティクス社のマーチン・ブリーズ製品開発部長
は「早ければ四年以内に臨床試験を実施できる」と述べ、他の製薬
企業やベンチャー企業に、同社への投資を呼び掛けた。
クローン豚などの臓器を利用した医療ビジネスは近い将来、年商
八十億ポンド(約一兆五千億円)規模に達する可能性があると推定
されている。
(了) 020103 1154
[2002-01-03-11:54]