★阿修羅♪ 狂牛病・遺伝子組換3 ★阿修羅♪ |
3日の英BBC放送によると、世界初のクローン羊「ドリー」を誕生させた英スコットランドのロスリン研究所と提携している英製薬会社PPLセラピューティクス社は昨年12月25日、豚の臓器の人間への移植研究の上で「大きな進歩」となる新種のクローン豚を米国内で誕生させた。クリスマスにちなんで「ノエル、エンジェル、スター、ジョイ、メリー」と名付けられた新種の雌の赤ちゃんクローン豚5匹は、臓器を人間に移植した場合に、拒絶反応を引き起こす組織を欠くように、特殊な遺伝子の一部を除去し、別の遺伝子を組み込んで作られた初めてのクローン豚という。2000年春に世界初のクローン豚も誕生させた同研究所のデビッド・エイヤーズ副所長は、移植に用いられる人間の臓器不足解消に寄与するだけでなく、糖尿病用のインシュリン生産にも将来大きく貢献する可能性がある、と述べている。