(回答先: <BSE病原体>異常プリオン 筋肉でも増殖(毎日新聞) 投稿者 えーてる 日時 2002 年 3 月 19 日 16:25:45)
武部農水相と坂口厚労相が、「危険なのは脳や内臓などの一部で、肉は安全です」と叫んで、肉を食べるようキャンペーンを行い、それをTVや新聞が垂れ流したのは、つい半年前だ。
BSEの感染・発症メカニズムがきちんとわかっていないのだから、脳より先に筋肉=肉で異常プリオンが増殖し、その後で脳でも異常プリオンが増殖するってことがあるのなら、“脳の組織で検査している現在のシステム”は、破綻しているってことになる。
脳で異常プリオンが増殖することで挙動がおかしくなるから狂牛病と呼ばれるだけであって、狂牛病の症状がないからと言って、異常プリオンがないということではないのである。
所轄大臣でありながら、「肉=筋肉は安全である」と虚偽の説明を繰り返してきたのだから、「大きな影響はない」で締めくくるのではなく、その発言の責任を追及して締めくくるのが“ジャーナリズムの使命”だろう。