資料:狂牛病日本で




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投稿者 ★阿修羅♪ 日時 2001 年 9 月 22 日 01:22:58:

★資料:狂牛病日本で

●<狂牛病>千葉で乳牛1頭が発症か 日本初

千葉県と農水省は10日、同県内の酪農家が飼育している5歳の乳牛1頭が、狂牛病と見られる症状を示していることを明らかにした。狂牛病だとすると、日本での発症確認は初めてになる。

 狂牛病は、1986年に初めて英国で報告された牛の病気。「プリオン」というたんぱく質が異常化して、感染するとされる。脳の組織がスポンジ状になり、運動失調などの神経症状を起こす。潜伏期間は2〜8年で、発症後2週間から6カ月で死亡する。経口で感染し、感染牛の脳や脊髄(せきずい)などを含んだ飼料が原因とされる。人間への感染に関連して、歩行障害や痴呆などが出る「新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病」との関連が疑われている。この病気では英国で80人以上、フランスで2人の死亡が確認されている。

 1996年、英国で狂牛病が大発生、社会混乱を巻き起こした。2000年にはフランスで牛の発症が確認され、どいつ、スペインにも広がり、ドイツでは牛40万頭を処分するなどヨーロッパで問題が拡大、EU(欧州連合)も牛の検査などを行なってきた。

 狂牛病の主な感染源と見られる牛や羊の内臓や肉骨粉が、英国で狂牛病の流行した時に英国から日本に輸出されていることも明らかになった。欧州委員会は6月、日本で狂牛病が発生する可能性について「客観的にみてあり得る」と非公式の見解をまとめた。しかし、日本政府が抗議したため、日本の危険性についての報告書作成を断念した。(毎日新聞)
[9月10日19時20分更新]


●<狂牛病>疑惑牛は肉骨粉に 農水省、「焼却された」と発表

 千葉県白井市で狂牛病(牛海綿状脳症)の疑いのある牛が見つかった問題で、この牛が処理場で処分された後、加工場で肉骨粉にされていたことが14日、分かった。問題の牛が発見されたことを発表した10日の会見では、農水省はこの牛は「焼却された」と発表していた。 

 この問題について同省「牛海綿状脳症対策本部」の遠藤武彦本部長(副農相)は14日夜、緊急会見し、問題の牛は千葉県光町の処理場で処分された後、茨城県の業者の加工場に運ばれたことを明らかにした。加工場では脳も含めた牛の全身から油分を分離し、残りを肉骨粉にする「化製処理」をした。ほかの牛の死体と混ぜて処理したため肉骨粉の総量は150トン程度に達し、うち約100トンが徳島の親会社へ運ばれた。

 徳島県の業者によると肉骨粉約100トンは保管したままで、茨城県の加工場の50トンもそのままあるという。このため農水省は全量が保管されているとみているが、同省自体として、問題の牛を原料とした肉骨粉がほかにも流通しているかどうかは確認しておらず、同省の対応が問題になりそうだ。

 こうした行政の対応のまずさについて、遠藤本部長は「できてしまったことで申し訳ない」と述べ陳謝した。

 一方、農水省は14日夜、徳島県を通じ、茨城県の関連会社の保管分も含めて業者に焼却処分を指示した。

 問題の牛を原料とした肉骨粉がつくられていたことは、業者が徳島県に報告し、13日夕、同県から農水省に連絡が入った。この事実を同省は14日夜になってようやく公表したが、情報開示の遅れも問題になりそうだ。(毎日新聞)
[9月15日6時4分更新]

●農水省、「2日遅れの公表」認める=担当課長が報告せず−感染疑いの肉骨粉出荷

 農水省狂牛病対策本部長の遠藤武彦副大臣は17日の記者会見で、狂牛病に感染した疑いの強い牛1頭が飼料用の肉骨粉に加工されていた問題で、同省が千葉県からその報告を受けながら、2日間公表しなかった事実を認めた。
 遠藤副大臣によると、同省は今月12日、千葉県から問題の牛が肉骨粉に加工されたとの趣旨が書かれたファクスを受け取った。翌13日、担当課長がこの事実を把握したが、この課長は「ばたばたしていて内容が確認できない」などとしてすぐには上司に報告せず、結局、公表は14日夜になったという。
 同省はその際、記者会見を開いたが、永村武美畜産部長は席上、「肉骨粉加工の事実は13日夕の徳島県庁からの連絡で知った」と説明していた。 (時事通信)
[9月17日19時39分更新]

●<狂牛病>千葉県の連絡を農水省が1日以上も放置 肉骨粉問題で

 千葉県で狂牛病(牛海綿状脳症)の疑いがある牛が肉骨粉に転用されたことを同県は12日午後、農水省衛生課にファクスで連絡したが、同課は1日以上も放置していた。同課課長が17日の副農相会見に同席し、この事実を認めた。相次ぐ行政の不手際に、批判が起こりそうだ。

 同県は狂牛病の疑いのある牛発見が発表された10日から調査を始めた。問題の牛の頭部以外は焼却されず、茨城県の業者に運ばれたことを知った。茨城県に調査を依頼し最終確認が取れた12日午後、同省衛生課にファクスでこの旨を連絡した。

 ファクスを受けた職員は課長に報告せず、課長は翌日の13日夜に知ったという。しかも、畜産部長らへの報告は14日午後だった。同日夜の同省会見では、肉骨粉化されたのは徳島県の連絡で分かったと述べ、千葉県報告には触れなかった。

 この日の会見で、この課長は「隠す気はなかった。作業に忙殺されたのと、事実確認のために遅れた」と釈明した。(毎日新聞)
[9月18日7時25分更新]

●[狂牛病?ショック]県議会対策協・防疫対策会議で、国の対応批判が噴出/千葉

 ◇風評被害対策求める声
 白井市で狂牛病(牛海綿状脳症)の疑いのある牛が見つかった問題で20日、県と県内の畜産関係団体による「防疫対策会議」と県議会の対策協議会がそれぞれ開かれ、風評被害への対策を求める声や国の対応を批判する意見が相次いだ。
 同会議では、県内の食肉処理場で牛のラインを一時的に止める処理場が出るなど被害が出ている中、同団体代表らからは「売り上げがなくなった」「県独自の緊急融資をしてほしい」など、風評被害への対応を求める声が、多く出されたという。
 一方、県議会の対策協では「疑惑牛の検体を英国に送ったのは18日という話があるか本当か」と県議から質問が出たが、国から県に正式な情報はまだ伝わっておらず、県議からは「国は情報を隠している」「危機管理意識が足りないのではないか」などの意見が噴出。国に対して情報公開、感染原因の早期究明などを求める意見書を、9月議会(26日開会)の冒頭で採択する方針を決めた。
 また20日までに県は、問題の牛が見つかった白井市の農家が飼育していた牛は、当初発表の49頭でなく46頭だったと訂正した。県の確認ミスだった。【堀井恵里子、友田綱樹】(毎日新聞)
[9月21日19時52分更新]

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