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昭和30−40年代地方、都会とわず地元の商工会長や権力者のなかには、この任侠団体に属していたものだと思う。小泉総理のおじいさんもこの任侠団体の仲間だったという。
何故かれらが今暴力団という言葉になってしまったのか。
神戸大震災、戦後の日本のアナーキの状態、彼らは、弱きものをたすけてきた。このことは、事実であろう。また、身寄りのない者、不遇な者たちが、唯一社会の中にはいれる世界でもあったかもしれない。
チンピラという言葉がある。街をあるいていると通りすがりに肩にあたったとか、いちゃもんをつけてくる者がいる。やくざ風な格好をしているものもいれば、いまでは親父狩りとかいって普通の格好をした者までいる。彼らがすべてが任侠団体にはいっていない。
当方もいつだあったか地元に帰る途中、新幹線でたまたまある人物の足をひっかけてしまい、謝罪したのだが、わざとしたのだろうといいがかりをつけらたことがある。謝罪はしているのだが先方は酒に酔っていたため興奮がさめなく、しまいには、神戸までつれていくぞと脅されたことがある。こちらは、普通のサラリーマンの服装をしていたのもあるのかもしれないが。
ただ、任侠団体の組織が、社会に必要なこともたしかである。しかし、暴対法によって彼らの人権がなくなってしまったのも事実である。
以前、取引先の会社にクレームをかけたところ地元の任侠団体の親分が私のところに苦情をいいにきたことがある。その会社の社長の親戚ということであるが。はじめてのことであったので、警察にその人のことをきいて、関西の大手団体に属しているということがわかったので、正直に事情を話しをしたら、そのクレームが妥当であったと思ったのかそのままかえられたことがある。
任侠団体として社会に名が出ている以上、世間の認知をえられなければならないと思う。暴対法の中には、いい部分もあるが、彼らの人権までは国が侵してはいけないと思うがどうだろうか。