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(回答先: 喫煙について 投稿者 XYZ 日時 2002 年 6 月 27 日 03:33:49)
10年ほど前から日本の社会の様相が急速に変わったように感じます。一言で言えば馬鹿が増えたのです。ユートピアのような、天国のような社会ならば100%が馬鹿でもかまいませんが、危なっかしい世の中に馬鹿が増えるのは困りものです。
馬鹿と言って失礼ならば、ノーテンキで緊張感の欠如した人間と言い変えましょう。
社会が全般的に豊かになり、個々人の生活が一応安定したせいでしょうか。
それもあるかもしれませんが、私は喫煙しない人間が増えていることと大いに関連があると思っています。愛煙家は気付いていることですが、喫煙はストレスを追い払い、頭脳を活性化します。
ピ−ター・フランクルが「夜と霧」というドキュメントの中に書いていることですが、ナチの強制収容所の捕虜たちが、ある時期から動作が鈍くなり、寡黙になり、気力がどんどん失せていくのを見て、医者であるフランクルは、その原因はカフェインとニコチンの欠乏のせいだと悟ります。そこで捕虜たちが看守からタバコを分けてもらい、みんなで回しのみするうちに、再びみなが活発におしゃべりをするようになったというのです。
大きな病院の職員の休憩室へ行くと分かりますが、日ごろ患者に喫煙を注意している医師や看護婦が、大勢でここぞとばかりに満足そうにタバコを吸っています。
強制収容所のような極限状況ではなくても、現代人が人間らしく生きるために、タバコは必需品です。喫煙しない健康体の人間ばかり増えて、果たして今より良い世の中になるのでしょうか。