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(回答先: クリントン時代の「経済的繁栄」と「財政黒字化」は“高額所得者増税”から始まった 投稿者 あっしら 日時 2002 年 3 月 30 日 21:37:08)
さてあしゅら氏がみんなの議論参加を呼びかけているようなので、拙いながら私見を述べさせていただきます。
この一連の議論には諜報活動の視点が抜けています。ソ連崩壊後仕事が減ったCIAは、本来軍事目的であったエシェロン(日本では三沢基地にある)を日本の企業・政府の情報収集に向けるようになりました。もう古い話なので保存していませんが、ニューズウイークにおいてこの事ははっきり報道されています。
電話、ファクシミリ、ネット、ともかく全ての電子情報がエシェロンにより集められ、CIAのコンピュータにより解析されアメリカ政府および企業活動のベースとなりました(やり方は簡単なアンド検索を繰り返すだけのようです。例えばまずNECと半導体とかで検索をかけ、それで残った分にさらに論理検索をかけてゆく)。
これでは競争に勝てるわけがありません。現に今書いているこの投稿もアメリカ、中国、英国、ロシアなどにすべて解読され私は多分彼らの要注意リストにのることでしょう。私は先日中国のエイズに関する投稿をしましたがそれに対する中国の反応の速いこと!どうかXYZさんがどれだけの量を短時間に投稿されたかチェックしてください。
確かに90年代のアメリカの繁栄は税制改革から始まったのかもしれませんが、アメリカの勢いを支えたのは”情報”です。まずいかに自分たちの情報を守るかを考えないとどんな手をうっても効果がないでしょう。
しかし因果応報とはよくいったもので、CIAはアル・カイーダのテロ情報を見逃してしまい、先日も反米的なベネズエラ大統領チャベスのクーデターに成功しながら、逆クーデターにより1日で覆されてしまいました。クーデター成功を確信してあらかじめ用意した原稿を読み上げるライス補佐官がなんとまぬけにみえたことでしょう。
ではなぜそれほどCIAやNSCの力が落ちてきているのでしょうか?私はブロードバンドが原因と考えます。電子情報がすざまじい勢いで増加しているのに対してそれを解析するコンピュータの力もCIAのスタッフの力もあがっていません。
幸いにも今日本のブロードバンドは猛烈に普及しています。近い将来に日本から”有益”な情報を抽出するのは不可能になると考えます。インターネットという自由空間が文字通り、日本を情報奴隷から解き放ってくれると考えます。
これは経済分析ではなくむしろ戦略に近い考えですが、ひとつの物の見方として参考になれば幸いです。
追記:私は英語の読み書きが日本語と同じ位できるので海外のフォーラムに積極的に参加し、健全な愛国心(つまり欠点もふくめ日本という国を正しく理解してほしいということ)に基づく発言をしているわけですが、ある時うっかりメールアドレスがもれたことがありました。その後すぐに私のプロバイダーのサーバーが集中攻撃を受け3日ほど利用不可能になりました。”やつら”はそれほど汚いのです。あしゅらさんも注意してください。
CIAのみなさん、私はアメリカが大好きです。S.F.はとてもナイスな都市でした。中国情報局のみなさん、私は中国が大好きです。毎朝、中華粥を食べています。MI6のみなさん、私はビートルズの音楽なしに生きてゆくことができません。みなさん、どうか私を殺さないでください。この程度の情報は誰でも知ってます。