投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 14 日 10:54:19:
回答先: 米軍機が2日連続でイラク南部を攻撃(CNN) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 13 日 15:38:42:
2000.08.14 Web posted at: 5:35 AM JST (2035 GMT)
バグダッド―英米空軍がイラク南部を2夜連続して爆撃したのを受けて、国営イラク通信は13日、攻撃の対象となったのは駅や民家など非軍事施設で、民間人が死傷したと、英米を糾弾した。同国のマハディ・アル・サレハ貿易相も同日、サウジアラビアとクウェートを名指しで挙げ、両国が英米空軍機の発着基地となっているのは、イラクに対する脅威だと批判した。
イラクのサダム・フセイン大統領はこれまでにも、イラク爆撃の足がかりとなっているとしてサウジアラビアとクウェートを名指しで批判してきた。アル・サレハ貿易相はカタールの衛星テレビに対して、フセイン大統領は隣国を脅迫などしていないと弁明。「真の脅威は、サウジアラビアとクウェートだ。このふたつの国は日々、イラク国民を殺しているのだ」と同貿易相。
米国防総省は11-12日の空爆について、イラク南部の飛行禁止区域で英米軍機が攻撃されたことに対する措置として、イラクの対空基地を標的にしたと説明している。イラク政府は、空爆で民間人2人が死亡、19人が負傷したと米英を非難している。破壊されたのは、バグダッド南280キロのサマワ郊外で、国連の人道援助計画で認められている食糧貯蔵施設のあった場所だとしている。
爆撃現場で建築作業にあたっていたというマジードさんは、顔にいくつもの裂傷を負い、片目が腫れあがった状態で、「人が逃げ回っているのが見えたが、何が起きているのか分からなかった。そうしたら自分のすぐ近くに、ミサイルが落ちてきた」と話した。
ロイター通信のカメラマンは、爆撃地点の付近に軍事施設はないと話している。
1991年の湾岸戦争終結後、多国籍軍はイラクの南部と北部に飛行禁止区域を設定、米英軍機がパトロールしている。しかし、イラクのフセイン政権は飛行禁止区域を無視、これまでもパトロール中の米英軍機に対する攻撃と、報復の空爆が繰り返されてきた。イラク側は、一連の空爆で民間人300人が死亡、900人が負傷したと主張している。