投稿者 陰謀王子☆彡 日時 2000 年 9 月 03 日 15:23:27:
ここ数年、TVや雑誌などで、
足の裏を刺激して体の悪い部分を治療する
『リフレクソロジー』が取り上げられているのを見たことはありませんか?
そして、足を揉まれた人が一様に、痛みに顔をゆがめ、
そのあと「すっきりした!」「体が楽になった!」と、
ぁゃιぃほど口をそろえて言っているのを見たことはないでしょうか?
今まで、日本に広まっていたリフレクソロジーといえば、
鍼や灸でツボ・末端神経を刺激する鍼灸治療中心でしたが、
これらは治療効果も高いかわりに、
ほとんどの人は専門家に見てもらうことになりますから、
鍼灸師の元に通い続けるとなると、結構な、お金や手間がかかります。
今回は、スポンサーも何も持たない乞食王子が、簡単に自分で実践できる、
『根治治療』である【足医術】を紹介したいと思います。
●足医術とは
神経反射療法と血行促進療法の両面を持ち、
足を揉むことによって、血液の流れを良くし、細胞レベルで体を活性化させ、
本来人間が備える自然治癒力や免疫作用を高めて、
病を原因から治す『根治治療』であり、
病気にならない体をつくる優れた『予防医学』です。
●足医術を始める前の注意点
まずは、足を揉むための『手頃な木の棒』を用意してください。
思いきり足の裏に突き立てることになるので、頑丈なものを選びましょう。
棒の先端が細くなればなるほど、足への刺激は高まりますが、
はじめは丸みを帯びた万年筆のような形のものから試してみるとよいでしょう。
棒が用意できたら、その先端を足の裏に少し力を込めて突き立て、
そのまま引きずって動かしてみてください。
引っかかるようでしたら、
棒の先端に少量のオイルを塗って馴染ませておきましょう。
さて、次は実際に足を揉むことになるわけですが、
食後一時間は、胃に血液が集まっているので、
その状態で足を揉むと、胃に負担がかかってしまいます。
「足医術は、食後、一時間以上間をあけてから!」
憶えておいてください。
●これが足裏の反射区だ!
日本語ページで検索した結果、
この表が、もっとも見やすく詳細で、かなり正確でした。
●足裏をさわってみよう
普段はあまり見る機会もない思いますが、
とにかく自分の足の裏をよく見てみましょう。
そして、親指の腹や、背の関節を使って、
すみずみまで足の裏を押してみましょう。
痛い部分や、しこりのようなものがありませんか?
もし、そういった個所が見つかったのなら、反射区表で、調べてみてください。
きっと、その部位に、ご自身でも不具合を感じているはずです。
これは、足に溜まった乳酸や尿酸などの不純物が結晶化して、
体の不調を訴えているのです。
●基本区を揉みましょう
最初に、図を見ながら、
左足の腎臓、輸尿管、膀胱の反射区の順番で揉みます。
必ず左足から(心臓のある方)揉んでください。
(これは、足医術でもっとも重要な“利き腎臓”がそちら側にあるためです)
この基本区は、
不純物を排泄するのに必要な器官を活性化させるため、
毎回、まっ先に揉むようにしてください!
始めに、腎臓の反射区ですが、
図の17番の辺りに棒を突き立てて、
やや爪先側にえぐるように、ぐっと力を入れてみてください。
激痛がはしりましたか? それは、あなたの腎臓が弱っているからなのです。
痛くない人は、位置を変え角度を変え、試してみてください。
2~3分、しっかりと揉めば、痛みは落ち着いてきます。
(時間がたてば、腎臓が弱いうちは、すぐに元に戻りますが……)
腎臓の反射区をしっかりと揉んだら、
次は「輸尿管」です。
輸尿管の反射区は、図では18ですね。
その人の足の形にもよりますが、
大抵の人の反射区は、図面よりもまっすぐに伸びています。
腎臓の反射区の中心から、棒を直角に押し込んだまま、
膀胱へ向けて引っ張ります(皮膚を破らないよう、気をつけてください)。
引っかかるような感触がなくなるまで、
何度も棒をスライドさせましょう。
(結石の症状のある方は、きっと痛くて揉めないと思いますが、
根気よく続けて下さい。症状が改善します)
そして、膀胱の反射区を揉みます。
図の19の位置を、何度も半円を書くようにして、揉みつぶします。
(あまりに痛くて棒を使えない場合は、親指を使って揉みましょう)
1~2分も揉めば、血行がよくなり、周辺が少し暖かくなってくるはずです。
この三つの反射区は、排泄作用をよくするための基本ですので、
時間をかけて、じっくりと揉んでみてください。
(本来は、尿管という基本の反射区もありますが、
膀胱までの三個所でも効果は高いので、今回は省略しました)
足を揉み終わったら、15分以内に、500CCほどの白湯を飲んでください。
不純物の排泄を助ける効果があります。
●病状の治し方
様々な病気や怪我がありますが、
すべてを網羅するのは不可能ですので、
どういったふうに足医術を実践すればいいのか?
手がかりになるよう、『風邪』を例にとって、説明してみます。
風邪をひいたかな? と思ったら、基本区を揉んだあと、
図の35番の副腎と、34番の副甲状腺をよく揉みほぐしてください。
(副腎や副甲状腺は、体調を整えるのに必要なホルモンを分泌します)
そして、鼻の調子が悪いときは、22番の鼻の反射区と、
21番の前頭銅の反射区も揉んでおく。
喉の具合が悪ければ、副腎の反射区と、
図にはありませんが、足の甲の、親指と人差し指(第二中足骨)の骨の間を、
親指側にそわせて、何度も棒をすべらせます。
(胸部リンパと喉・声帯の反射区です)
それから、20番の肺、気管支の反射区も揉んでおきましょう。
このように、症状の原因を探り、
それにあわせた反射区を揉むことで、大概の病気は治ってしまいます。
(治療の目安としては、「のみぐすり」で治るようなものは、
まず症状が即効で静まり、足医術を続けているうちに完治します)
充分な説明にはなりませんでしたが、
ますは、ご自身で実践し、いろいろと試してみてください。
そして、その成果をいつか、
あなたのお子さんやお孫さんに伝えていただければ、幸いです。
●実践にあたっての注意点
・お風呂に入ったり、お湯に足をつけたりして、
血行を良く
してからだと揉みやすくなります。
・普段から散歩をしておけば、
足だけでなく、全身の血行がよくなり、効果が高まります。
(継続すれば、やがて病気知らずの丈夫な体ができ上がります)
・必ず基本区から、そして左足から揉んでください。
・食後、最低でも一時間は揉まないでください。
・一つの反射区を揉む上限は五分まで!
・揉み終わったら、15分以内に、白湯を500CCほど飲んでください。
・足を揉んだあとは、
一時的に、目やにが出たり、眠くなったりしますが、
体が反応している証ですので、あまりお気になさらず。
●最後に(ある方に差し上げたメールより……)
最後に、足医術は、“辛抱”だと覚悟しておいてください!
躰のある部分が悪ければ悪いほど、
その反射区を揉んだときには激痛が奔ります。
こらえきって続ければ、治せない病はない、とまで言われています。
(ガンでさえも骨肉腫以外は治療した実績があるそうです)
この激痛に耐えられず、継続できないと、
結局、西洋医学の世話(犠牲?)になるしか、ありません。
足医術は、すぐれた予防医学でもあります。
ちょっと体調が悪いな、と思ったときに、
その反射区を揉んでおけば、病院になど、行く必要はなくなります。
足医術に多くの人が親しめば、医療費問題も、老人医療問題も、
大半は解決する……そのくらいの可能性は秘めています……。
また、リフレクソロジーに限らず、
人間には、まだまだ隠された可能性があると、
ここをご覧の皆さんなら、気づいておられることでしょうし……(^^)
足医術は、あれは実際、
「足を揉む」というような生易しいものではありませんね(^^;)
病状の回復を願うなら、
足に棒を突き立てる! 押し込む! やっつける!
といった感じになります(^^;)
しかし、痛みが伴うからこそ、貴重な療法だとも感じているのです。
これが軽く揉んだだけで治るようだと、
人はまた不摂生を繰り返すでしょうから……。
ここまで読んでくださって、どうもありがとうございます。
繰り返しになりますが、
ますは、ご自身で実践し、いろいろと試してみてください。
そして、その成果をいつか、
あなたのお子さんやお孫さんに伝えてもらえれば、幸いです。
・
改装中のようで連絡がつかず、無断で「反射区表」をお借りしたページです。
ここにお礼申し上げます。
http://asuna.edu.toyama-u.ac.jp/~s092633/hansha.html
ここには、さらに詳細な「反射区表」が載っています。
(細かくて少々見づらいし、商用ページのようなので、図の転載は控えました)
http://www.interq.or.jp/sun/network/hanshaku/start.htm