投稿者 明星 日時 2000 年 8 月 31 日 20:14:29:
回答先: 生命情報工学と米国家安全保障局 投稿者 メラトニン 日時 2000 年 8 月 29 日 19:42:41:
2000年6月の米英の「ヒトゲノムの概略を明らかにしたとの共同宣言」から
「ヒューマンゲノム計画」は一段落し、時代はポスト・ゲノムつまり「バイオインフォマティクス」
(生命情報学)に向かっていますね。
それは、必然的にコンピュータによる、情報処理能力が求められ、
「生物学」の「情報化」、「実験」と「推測」、「ネットワーク」と「システム構築」などなど
既存の概念だけでは、捉えられない範疇に突入しています。
それらを全て含めて「アプローチ」としての「バイオインフォマティクス」が、
成立しており、「新科学」と言うべきものなのかも知れません。
結局、ゲノムの情報だけでは、「産業界」では使いものにならないそうで、
初めの一歩と言ったところでしょうか。
肝心なのは「機能情報」「有用遺伝子配列」だそうですね。
「バイオインフォマティクス」という「概念」での「アプローチ」が、
今や「鎬を削っている」ていうのが、うなずけます。
米国では、それらの技術が「フィードバック」して、それがまた「フィードバック」。。。
って、加速度的に技術が向上しています。
おそらく、米国の「バイオインフォマティクス」は、国家的大プロジェクトとして
推し進められているのでしょう。とてつもない大きなものが感じられます。
そして、「遺伝システム」をコンピュータに入れるプロジェクトも開始されていますから。
「人間」と「機械」のボーダーが、曖昧になって来るかも知れません。
何より「バイオインフォマティクス」は、「人間」を知ることであり、
「神」に近づく事なのですから。