投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 20 日 00:46:55:
回答先: 安全宣言直後“毒素”発覚で雪印大打撃(19日サンスポ/夕刊フジ) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 20 日 00:33:08:
雪印乳業の乳製品による集団食中毒事件で、同社大樹工場(北海道大樹町)が製造した脱脂粉乳から黄色ブドウ球菌の毒素が検出された問題で、北海道警は19日、業務上過失傷害と食品衛生法違反容疑で捜査に乗り出す方針を固めた。
ずさんな製造管理が発覚した同社大阪工場の捜査を進めている大阪府警からの連絡を待って、大樹工場の製造過程に問題がなかったかどうか府警と連携して調べる。
また北海道は同日、職員6人を同工場に派遣し立ち入り調査を実施。工場長などから事情を聴き原因解明を急いでいる。
関係者によると、脱脂粉乳は、牛から絞った生乳から脂肪分を取り除き、乾燥してつくる。大樹工場はチーズが主力製品で、年間製造量はチーズ約1万2000トンに対し、脱脂粉乳はわずか約290トンという。
毒素が検出されたのは、4月10日に大樹工場で製造、6月20日に大阪工場に納入された脱脂粉乳で、北海道食品衛生課と帯広保健所は、4月10日前後の衛生管理状態や、製品の保存、流通過程に問題がなかったかどうか調べている。
大阪府警は7月、業務上過失傷害容疑で大阪工場を現場検証、汚染源の特定を進めていた。また食中毒発覚後に、汚染の恐れがある製品の回収が遅れたとして食品衛生法違反容疑でも捜査を進めている。
今月4日には大樹工場から脱脂粉乳の保存サンプルを押収。鑑定したところ、4月10日製造分から1グラム当たり4ナノグラム(ナノは10億分の1)の毒素を検出した。