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06/24 08:05 国連、コンゴPKO見送り 戦闘再開で泥沼化懸念 外信10 #01
【ニューヨーク23日共同】国連は二十三日、昨年七月の停戦協
定調印後も周辺国の介入で紛争が続くコンゴ(旧ザイール)での国
連平和維持活動(PKO)について、現地情勢が不安定だとして要
員派遣を当面見送る方針を固めた。安全保障理事会がいったん派遣
決議を採択したPKOの見送りは極めて異例で、国連の今後の活動
に深刻な影響を与えそうだ。
国連は(1)ウガンダなど周辺国に戦闘停止の意思がない(2)
コンゴのカビラ大統領がマシーレ前ボツワナ大統領の調停を拒否し
た―などとして、派遣に踏み切れば要員殺害などPKO活動が泥沼
化すると判断した。
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[2000-06-24-08:05]
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06/24 08:05 国連、コンゴPKO見送り 戦闘再開で泥沼化懸念 外信10 #02
安保理は今年二月、五千五百人規模の大型PKOをコンゴに派遣
する決議を採択。しかし、その直後からウガンダ、ルワンダ軍が支
援する反政府勢力が武力闘争を再開。さらに今月には両国がダイヤ
モンドの利権をめぐって北東部キサンガニで戦闘を始め、民間人ら
五百人以上が死亡した。
国連外交筋によると、アナン国連事務総長は今月中旬の安保理非
公式協議で「当事国に(戦闘停止の)政治的意思がないならコンゴ
にPKOは出さない」と言明。ホルブルック米国連大使も「停戦協
定は死んだ」と述べており、コンゴには「維持すべき平和が存在し
ない」(国連PKO局)状態となっている。
(了) 000624 0805
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