Tweet |
回答先: 国連、コンゴPKO見送り 戦闘再開で泥沼化懸念 投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 6 月 24 日 20:26:53:
06/24 16:38 紛争で170万人が死亡 コンゴ東部への支援急務 外信63 #01
共同
一昨年八月に始まったコンゴ(旧ザイール)東部の紛争で、住民
百七十万人が死亡したとの衝撃的な報告書がこのほど米国で発表さ
れた。現地での聞き取り調査から報告をまとめた非政府組織(NG
O)、国際救援委員会(IRC、本部ニューヨーク)の中部アフリ
カ地域担当ジョン・キーズ氏に聞いた。(ニューヨーク共同=矢高
則夫)
―死者数を原因別にみるとどうなるのか。
「カビラ大統領の政府軍や反政府勢力による略奪や攻撃で殺害さ
れたのは約二十万人とみている。ほかに百五十万人が栄養事情の悪
化や医薬品不足などで命を落としたと推定できる」
―それにしても百七十万人という数字は衝撃的だ。
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
>
(続) 000624 1638
[2000-06-24-16:38]
続き (改行で次文書 E:終了)
>
06/24 16:38 紛争で170万人が死亡 コンゴ東部への支援急務 外信63 #02
「調査はコンゴ東部での死者数を調べるため、初めて科学的に実
施されたもので、数字は決して大げさなものではない」
―調査の方法は。
「コンゴ東部五州の中から五地域を選び、今年四、五月に無差別
に抽出した千十世帯を訪問調査した。その結果から五州全体での死
者を二百三十万人と推定。通常の病気、事故で死んだとみられる人
数を差し引き、百七十万人という数字を得た」
―一日に二千五百人以上が死んだ計算になる。
「二年近くにわたり、これだけ多数の人間が犠牲になったのは、
アンゴラ、ルワンダの紛争でも例がない。特に妊婦や乳幼児への影
響が大きく、死者の約三四%は五歳未満の子どもだ。武装勢力に殺
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
>
された住民の四七%は女性と子どもだった」
(続) 000624 1638
[2000-06-24-16:38]
続き (改行で次文書 E:終了)
>
06/24 16:38 紛争で170万人が死亡 コンゴ東部への支援急務 外信63 #03
―紛争は地域にどんな影響を与えたのか。
「東部五州は面積百万平方キロ以上(日本の約三倍)で人口約二
千万人。紛争で道路やコンゴ川を利用した水運が完全に遮断され、
医薬品、食料品が供給できない。診療所も閉鎖され、マラリア、下
痢、コレラ、呼吸不全などで命を落とす例が増えている。また、粉
ミルクが不足しタンパク質の欠乏による栄養不良が深刻だ。治安の
悪化から国連やIRCなどNGOは人道活動ができない」
―これ以上の被害の拡大を防ぐには何をすべきか。
「飲料水、食料、医療など人道支援を増やすことが必要だ。直ち
に停戦を実現し、国連やNGOに対し、行動の自由を保障すること
が不可欠だ。国際社会には国連の平和維持活動(PKO)を支持す
続き (改行で表示 E:終了)
>
ることも求めたい」
(了) 000624 1638
[2000-06-24-16:38]