武装ゲリラの破壊活動、「自衛隊が制圧」で合意 警察は封鎖、検問

 
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投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 6 月 18 日 20:02:55:

06/18 02:00 「自衛隊が制圧」で合意 警察は封鎖、検問 秘匿無 政治15 #01
共同
 防衛、警察両庁は十七日までに、武装ゲリラの破壊活動に対処す
る際の役割分担について、警察力で対応できない場合は自衛隊が治
安出動して制圧し、警察は主に現地の封鎖、検問など後方での警備
に当たるとの方針で基本合意した。              
 このほか(1)自衛隊、警察間の連携強化に向け秘匿無線を共通
配備する(2)原発、空港、港湾など全国の重要施設警備に関して
、地域の実情に応じた連携要領を順次整備する―ことでも一致し、
防衛庁長官と国家公安委員長が年内に合意に沿った新協定に調印す
る見通しだ。                        
 一九五四(昭和二十九)年に結ばれた旧協定は大規模暴動の鎮圧
が目的だったため、自衛隊の役割は警察の補完にとどまっていたが
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)

、対ゲリラ想定により自衛隊の治安出動任務は大きく変質すること
になった。                         
(続)  000618 0200              
[2000-06-18-02:00]
続き (改行で次文書 E:終了)

06/18 02:00 「自衛隊  政治15 #02

 防衛庁は次期中期防衛力整備計画(二○○一―○五年度)で陸上
自衛隊に特殊部隊を創設することや、治安出動時の武器使用基準を
見直す方針を固めており、新協定締結を弾みに対ゲリラ戦能力の抜
本的な強化に乗り出す意向だ。                
 自衛隊と警察の連携をめぐる協議は、昨年三月の朝鮮民主主義人
民共和国(北朝鮮)による工作船事件などを受けて、防衛庁運用局
と警察庁警備局との間で開始した。              
 警察庁内では当初、「国内治安の維持は一義的には警察任務」と
の立場から、警察が後方に回ることに慎重論もあった。しかし高度
な軍事訓練を受けたゲリラが迫撃砲、ロケット砲、機関銃などで重
武装している場合は、「機動隊やSAT(特殊急襲部隊)ではとて
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)

も手に負えない」(防衛庁幹部)との認識で一致し、自衛隊が制圧
任務に当たることで決着した。                
(了)  000618 0200              
[2000-06-18-02:00]




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