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回答先: 伊政府がローマ法王狙撃犯に恩赦・ファティマの預言がらみか(CNN) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 6 月 14 日 15:12:36:
【ローマ14日=西田和也】
イタリアのチャンピ大統領は十三日、一九八一年五月のローマ法王ヨハネ・パウロ二世暗殺未遂事件の実行犯として終身刑を言い渡され、伊国内で服役していたトルコ人、メフメト・アリ・アジャ服役囚(43)の恩赦を認める大統領令に署名した。
これを受け法務当局は、事件から十九年ぶりに同服役囚のトルコ送還手続きをとった。トルコ当局に引き渡されたアジャ服役囚は同夜、トルコ軍機で同国に向けて移送され、同国イスタンブールに十四日未明に到着した。同国で七九年に犯した殺人罪の刑期をつとめる。
バチカン・サンピエトロ広場で法王を銃撃し、瀕死の重傷を負わせたアジャ服役囚は、事件の二か月後、イタリアの裁判所で終身刑を言い渡された。法王は八三年末、獄中の同服役囚を訪ね「罪を赦す」と伝えた。
同服役囚はいったん「単独犯行」を自供したが、その後、「計画はソ連の指示によるもので、ブルガリア情報機関が関与した」と供述。当時の駐伊ブルガリア大使館員らが起訴されたが、八六年に「証拠不十分」として全員無罪となった。冷戦時代、旧ソ連は法王を「共産主義に対する脅威」と見ていた。
(6月14日20:08)