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回答先: バス乗っ取り逮捕少年の精神鑑定を請求へ弁護側 投稿者 毎日 日時 2000 年 6 月 02 日 19:20:13:
<特報・バス乗っ取り>両親見て「きょうやるしかない」(毎日新聞)
西鉄高速バス乗っ取り事件で、逮捕された佐賀市内の無職少年(17)が、広島県警など合同捜査本部の調べに、「(事件を決行するかどうか迷っていたが)バスが動きだした直後に窓の外に両親の姿が見えた。自分を追ってきた、きょうやるしかないと思った」と供述していることが3日、分かった。捜査本部は、病院に連れ戻されることを恐れ、事件を決断したと結論づけ、捜査をほぼ終結した。広島地検は拘置期限の5日、少年を強盗殺人、同未遂、人質強要処罰法違反などの容疑で広島家裁に一括送致する。「刑事処分相当」との意見書を付けるが、動機については触れない模様で、少年の心理の解明は家裁に舞台を移すことになる。
これまでの調べでは、少年は5月3日午前9時ごろ、入院先の佐賀県内の病院から父親と帰宅。正午前に自転車で家を出て、刃物店で包丁を買い、バッグに隠して佐賀駅バスセンターから午後1時発のバスに乗り込んだ。
少年は「バスに乗り込んだ後も決行をためらっていた」などと供述。しかし、たまたま通りかかった親の姿を見て追い詰められた気持ちになり、乗っ取りを決断したと捜査本部はみている。その後の調べで、少年が目撃したのは、父親と親類の女性だったと判明した。