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台湾の立法院(国会)は23日、台湾版の「自然死法」といえる「安寧緩和医療条例」法案を可決した。近く施行される。米カリフォルニア州で1976年に成立した自然死法に近いもので、「治療方法のない末期患者が、自主的に自然死を選べる」ことを法的に保障した。
治療回復の見込みがないと医師が判断した末期患者は、「不必要な救命措置」を受けることなく、「尊厳ある自然死」を求めることができる。同意書を作成できる意識状態でない場合には、配偶者や親族が代理人としてサインできる。意識のしっかりした20歳以上の患者は、事前に同意書を準備できるとした。
(21:52)