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回答先: 米国とのハッカー戦も ハイテク化急ぐ中国軍 投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 6 月 24 日 20:27:28:
台湾、日米安保対抗が柱 中国の軍事力で米報告書
【ワシントン23日共同】米国防総省は二十三日、中国の軍事力についての報告書を発表、二○○五年に中国は台湾海峡の制空権を握
る可能性があると指摘するとともに、中国の安全保障戦略の二つの柱は台湾の独立阻止と日米安保の強化への「対抗」と分析した。
報告書は、中国の最優先課題は持続可能な経済成長とする一方で「完全な大国として認められることを希望している」と指摘。中国軍の
電子戦やミサイルの戦力強化、宇宙空間の軍事利用の動きなどを詳しく説明し、「二○一五年には米国と同等に競い合う」として中国へ
の米国の強い警戒感を表明している。
台湾問題では、現状では中国の軍事作戦能力は限定的として「台湾の優位」を指摘。だが作戦の成否の決め手となる空軍力では現在
でも量的に勝っているのに加え、ミサイル戦力や防空戦力の強化、さらに最新鋭航空機の導入などで二○○五年には中国優位に転換し
始める可能性があり、その後もこの傾向が続くと結論付けた。
また日米防衛協力のための新指針(ガイドライン)について、中国は「これまでの防衛戦力を超えた軍事行動、戦力展開を日本に認める
もの」と判断、日米安保強化への対抗と日本の軍国主義の復活阻止を台湾問題に次ぐ安保戦略に挙げている、と分析している。
このほか戦域ミサイル防衛(TMD)開発・配備の阻止、南沙(スプラトリー)諸島や尖閣諸島など南シナ海、東シナ海の領有権の主張も
中国にとって「重要な安保上の目標」と説明した。