第三の秘密本文の発表はまだのようですね。今回の発表は公表に向けての準備段階のようです。とりあえずバチカンの公式プレスリリースの完全日本語訳を紹介します。

 
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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 5 月 15 日 11:21:06:

回答先: 韋駄天の[10679] ファティマ第3の秘密が公開 の機械訳 投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 5 月 14 日 17:46:11:

速報・教皇ヨハネ・パウロ二世第三の秘密を発表

【五月十三日】

ポルトガル・ファチマ(CWNews.com)

教皇ヨハネ・パウロ二世 ファチマの第三の秘密の内容を発表。

その秘密は教皇をねらった暗殺事件の幻視に関するものであり、それは1981年5月13日教皇ヨハネ・パウロ二世に起こった暗殺未遂事件に符合している。

1917年5月13日、聖母マリア様の出現を受けた3人の子供たちの中の二人を列福するため、教皇ヨハネ・パウロ二世は、5月13日、ファチマを訪れた。列福式後、教皇の依頼を受けてバチカン国務長官アンジェロ・ソダーノ枢機卿が会衆にメッセージを朗読した。ボルトガル語で読まれたメッセージは第三の秘密の概要。

枢機卿によると、第三の秘密の全文は間もなく教理省による解説つきでバチカンから発表されることになる。

カトリック信者の間で、第三の秘密についてはいろいろ推測がなされていたが、その詳細を知っていたのは、、先任諸教皇、現教皇、教理省長官ラッツィンガー枢機卿だけであった。

その秘密は、教会を迫害する無神論的体制と戦っている「白い服を着た司教」の幻視について詳細を語っている。その司教は「銃弾を受けて、あたかも死んだかのように倒れる」。唯一生存しているファチマの視幻者シスター・ルシアは「白い服を着た司教」が教皇であることを確認している。

ファチマの聖母を祝う日に起きた暗殺未遂事件以来、教皇ヨハネ・パウロ二世は、自分が生き延びたのは聖母マリアの保護があったからであると、繰り返している。

以下が、列福式後に読み上げられたソダーノ枢機卿による声明のテキスト。

この荘厳な列福式が終わった今、皆さんを代表して教皇ヨハネ・パウロ二世に80歳の誕生祝い、並びに、神の聖なる教会を牧者として指導なさっていることに対して感謝の言葉を贈らねばならないと感じています。

このファチマ訪問にあたり、教皇様は皆さんに以下のお知らせをするよう命じられました。ご存じの通り、教皇様のファチマ訪問は二人の「幼い羊飼いたち」を福者の位に上げるためでした。しかし、教皇はこの巡礼を在位中に示された聖母の御保護に対する新たな感謝を捧げる機会にしたいとお考えです。聖母の御保護はいわゆるファチマの「第三の秘密」にも関連しているようです。

そのテキストは聖書の中で見られる預言的幻視に似たものを含んでいます。ですから、将来の出来事を写真のように詳細にわたって描写しているものではありません。特定できない期間にわたって統一された背景を総合、要約しています。ですから、テキストは象徴的基調のもとに解釈されるべきです。

ファチマの幻視は、特に、教会とキリスト信者に対して無神論的体制が挑む戦いに関するものであります。それによると、第二千年期の最後の百年間に信仰を証する者たちが忍ぶことになった過酷な苦しみを伝えるものです。それは20世紀の教皇たちが歩まねばならなかった絶え間ない十字架の道行きです。

シスター・ルシアも最近認めたように、「幼い羊飼いたち」の解釈は、すべての信じる人たちのために祈っている「白い服を着た司教」が教皇であるということです。(司教、司祭、男、女、修道者、一般信徒)殉教者たちの屍の間を縫って十字架に向かって歩む際、教皇自らも銃弾を浴びてあたかも死んだかのように倒れます。

1981年5月13日の暗殺未遂事件後、「銃弾のコースを導いた母の手」が「死ぬはずであった教皇」を「死の敷居」で押しとどめたことを、教皇は明白に理解しました。ローマを訪問した当時ポルトガル・レイリアの司教に、教皇様は、暗殺未遂事件の後ジープ内に残っていたその弾丸を贈り、それはファチマの聖堂に保存されることになりました。司教の命で、その弾丸は後にファチマのマリア像の王冠内に埋め込まれました。

1989年に起きた一連の出来事は、ソヴィエート連邦と東ヨーロッパのいくつかの国で、無神論を推進していた共産主義政権の崩壊につながりました。これらの出来事のためにも教皇様は心からの感謝を聖母マリアに捧げておられます。しかし、悲しいことに、その他の国で教会と信者に対する攻撃、それに伴う苦しみの重荷は続いています。ファチマの第三の秘密が指す出来事はもはや過去の出来事であるかのようではありますが、聖母マリアが20世紀初頭に呼びかけられた回心と償いへの招きは今でも時宜を得たものであり、緊急であり続けます。

メッセージを伝えられた聖母はわたしたちの時代を見抜かれた時の印です。いとも尊いマリア様の償いへの絶え間ない招きは、正に、回心と赦しを必要とする人類家族の運命を心配している母親としての心配りです。

ファチマの聖母が伝えようとなさるメッセージをよりよく理解できるために、教皇は教理省に秘密の第三部を、適切な解説が準備でき次第、公表するよう命じられました。

ファチマの聖母にその御保護を感謝して、第三千年期の教会を聖母の取り次ぎに委ねましょう。

「天主の聖母の御保護によりすがり奉る。神の教会のために取りなし給え。教皇ヨハネ・パウロ二世のために取りなし給え。アーメン」。

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