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回答先: 韓国軍の偵察機不正受注疑惑にまたも国際超高級売春婦組織「花嫁学校」の陰 投稿者 眼狐 日時 2000 年 5 月 13 日 10:33:37:
韓国元国防相にスキャンダル、美人ロビイストに便宜
韓国政府が一九九六年に進めていた電子偵察機など新鋭兵器の導入をめぐり、
当時の国防相が、米企業の「美人ロビイスト(代理人)」との私的な関係から
便宜を図ったとの疑惑が浮上、一大スキャンダルになっている。二人が交わし
たラブレターが暴露されたのがきっかけで、元国防相は結局、この女性と性的
関係があったことを告白した。女性の方は関係を否定しているが、マスコミは
連日、二人の「不適切な関係」を追及し、政府高官の公私混同ぶりを厳しく非
難している。(ソウル 白川 義和)
「愛するリンダへ」――「手紙、受け取りました。この前話した計画通りに
進めるので、会社側に自信をもって話し、リンダの役割を印象づけてください」
九六年四月、当時の李養鎬・国防相(62)が米「Eシステム社」のロビイ
ストで在米韓国人のリンダ・キム氏(47)に送った手紙の一節だ。「中央日
報」紙が今月初め、手紙の全文を報道したことから、騒ぎは一気に過熱した。
手紙が送られた当時、政府内部では、盗聴装備を搭載する新鋭電子偵察機の
選定作業が大詰めを迎えていた。二億ドルを超える受注を巡ってEシステム社
のほか、仏、イスラエルの企業も入札に参加。他社より入札価格が高かったE
社が受注し、李氏はキム氏に手紙を送った直後、E社選定の書類を決裁した。
不透明な選定過程に不満を持った他社からの抗議で軍当局が捜査に乗りだし、
九八年に軍関係者を軍事機密保護法違反で逮捕。米国在住のため捜査が遅れて
いたキム氏も今年四月末、軍関係者への贈賄などで在宅起訴されたが、李氏を
はじめとする政界要人との関係は解明されなかった。
「手紙を見れば、普通の間柄でないことはわかる。不適切な関係があったの
ではないか」――。手紙が暴露され、マスコミと世論の厳しい追及にあった李
氏は結局、九六年三月と同七月の二回、キム氏が投宿していたソウルのホテル
で関係を持ったことを認めた。しかし、金銭授受や企業選定に手心を加えたこ
とはなかったと主張する。
李氏の告白によると、二人が出会ってから親密な関係になるまで、一か月も
かからなかった。最初は、当時の環境相がキム氏を「自分の親せきだ」と偽っ
て李氏に紹介した。
「リンダ・キムには人を引きつける妙な魅力のようなものがあった。尊敬し
ている、などと言われ、好感を持った」と李氏は述懐する。大統領の側近弁護
士や国会国防委員長の大物議員を交えて会食する機会もあり、「エリート実業
家」としてすっかり信用したという。
「今思えば、私を利用するために接近したようだ」。そう語る李氏は「国民
と家族に申し訳ない」と陳謝した。
一方、キム氏も黙っていない。中央日報紙への反論では「ホテルの客室で会
ったのは事実だが、事業の話をしただけ。李氏の方が迫ってきたが、きっぱり
断った」と主張。「韓国日報」紙とのインタビューでは「二十三、四年間、ロ
ビイストとして仕事をしてきたプロが、大臣とのセックススキャンダルなんて
起こすものか」と全面否定した。
キム氏の経歴はベールに包まれている。二十代は歌手や女優として活動し、
その後、米国で兵器関連のロビイストになったとされるが、韓国の政財界要人
とどのように人脈を築いたかは不明だ。李氏と初めて会ったのも、ずっと以前
にさかのぼるとキム氏は主張する。ロサンゼルスには夫と娘がいるという。
捜査当局は今のところ、再捜査に消極的な姿勢を見せている。
(5月13日23:56)
http://www.yomiuri.co.jp/05a/20000513id23.htm