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回答先: 栗本慎一郎が指摘「小渕脳死は医療ミスだ」 投稿者 眼狐 日時 2000 年 4 月 05 日 04:22:01:
ついに日本の政権のキャスティング・ボートを公明党が握ってしまった。森喜
朗政権誕生にあたって最も考慮されたのが連立を組む公明党の意向であった。
これはとりもなおさず、公明党を足下に従える池田大作・創価学会名誉会長が
内閣総理大臣の「任命権」を持つことに他ならない。自民党議員の間からも
「自民党が公明党に乗っ取られる」という危惧が漏れているが、遅すぎる反応
というしかない。
(中略)
以降は栗本氏のコメント
「なぜ、森さんがポスト小渕になったか、簡単にいえば、公明党とその背後にいる団体
の意志です。しかし、それは一発では決まらなかった。
(中略)
森政権が誕生すれば、その野中さんがますます力をつける。そういう反発が小渕派内に
あった。そこから、小渕派内では河野さんを推す声があった。河野氏の方が当たりが
いい、つまり、選挙には有利だという判断です。
もう一人のキーマンは亀井静香政調会長。亀井さんは小沢さんにもシンパシーを残して
いる。さらに三塚派の継承問題で森さんと対立して森派を出ている。問題は亀井さんが
今後の政局をどう読むかだった。本音は森さんの総理就任を好ましく思ってはいない。
さらに次期総選挙へ向けて不安があった。というのも亀井・江藤派の議員は小選挙区に
やや弱く比例区中心の議員が多いという村の事情もある。つまり、亀井さんの本音も河
野さんだった。さらにサミットを前にして、英語のできない森さんよりは河野さんの方
がいいだろうという見方もあった。
その流れのまま行けば、ポスト小渕は河野総理でいくはずだった。
これをひっくり返したのが、公明党・創価学会の意向だった。さらにその力をバックに
している野中さんの意向だった」