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回答先: 環境ホルモン報道,過剰の声に異議あり(小島正美さん) 投稿者 全文 日時 2000 年 4 月 13 日 04:16:42:
神戸新聞「缶詰から環境ホルモン,生活クラブ生協がメーカーに代替え要請」(1998/5/21)
http://village.infoweb.ne.jp/~fwgk8572/tcdd/tcdd9805.html
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生活クラブ生協連合会の要請で,業界大手の東洋製缶と北海製缶が調べたところ,缶の内面塗料エポキシ樹脂からビスフェノールAが溶け出すことが分かった。厚生省は「原現段階では人体への影響があるとは考えていない」としているが、同連合会では代替えの安全な缶の開発を要請した。東洋製缶の試験では,精製水とアルコール水溶液を使い、約120度の温度の条件下で2時間−30分かけ,ビスフェノールAの溶出量を測定。一部の缶から38−9ppb(10億分の1)を検出。また北海製缶の試験でも,カニ缶から60ppb,コーン缶から30ppbを検出。一般のエポキシ樹脂使用缶は60−30ppbの範囲で溶出しているという結果を報告した。
缶の内面塗料エポキシ樹脂からのビスフェノールA溶出は、スペインでの豆の缶詰の実験で最高76ppb検出されたデータがあるが,日本ではほとんど明らかになっていない。食器のビスフェノールAの溶出限度量は,食品衛生法で2500ppbと決められている。