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01/04 23:37 国交樹立に障害と法王庁 中国の司教任命に警告 外信95
【ローマ4日共同】ローマ法王庁報道官は四日、中国当局公認の
カトリック愛国会が法王庁の意向を無視して独自に司教を任命する
と伝えられたことに対し「驚きと失望」を表明、バチカンと中国の
国交樹立に「障害となる」と警告する声明を発表した。
ローマ法王ヨハネ・パウロ二世は主顕節の六日に世界各地の新司
教らを任命するが、北京からの報道によると、愛国会はこれに合わ
せて三人の司教を任命するという。
中国では法王に忠実なカトリック教会は地下活動を余儀なくされ
、宗教活動の自由を求めるバチカンと内政問題とする中国が対立。
香港紙が昨年十二月、司教任命について妥協が成立し、近く国交樹
立と報じたが、法王庁は否定していた。
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(了) 000104 2336
[2000-01-04-23:37]