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回答先: Re: 《新世界秩序》犯罪摘発ネットワーク 投稿者 F.P. Anarchy Monkey 日時 2000 年 3 月 24 日 19:00:03:
98.05.07■英国民全体を対象にDNAデータベース化
内務省検討「犯罪捜査より迅速に」
【ロンドン6日=田中規雄】DNA鑑定の先進国、英国の内務省は、六日、犯罪捜査をより迅速、効果的に行うために、英国民全体を対象にしたDNAデータベース作成の検討に入ったことを明らかにした。しかし、プライバシー保護や巨額の費用をめぐって、反対の声も高まりそうだ。
DNA鑑定法は、生命の設計図である遺伝子(DNA=デオキシリボ核酸)の情報を指紋のように個人識別に利用する方法で、一九八〇年代中ごろに英国で開発された。微量の血液、体液、毛髪などから個人を特定できることから、現在は日本を含めて国際的に犯罪捜査に使われている。
英国では、すでに世界に先駆けて犯罪捜査のためのDNAデータベース化を進めており、現在、二十五万の犯罪容疑者、二万七千の犯罪現場のサンプルを保存しているが、全国警視協会のピーター・ガモン会長は、データベースの蓄積対象を全国民へ広げることで「連続殺人事件やレイプ事件の捜査をより早く、効果的に行うことができる」と主張。ストロー内相も六日、この提案について検討を始めたことを明らかにした。
しかし、約五千九百万人もの国民からDNAのサンプルを集める方法や、犯罪に関係のない人が容疑者扱いされかねないことなど問題は山積しており、人権団体のひとつ「解放」は、「国民へのDNAサンプル要求は、英国警察の伝統である協調から強制へ転換を図るものだ」と激しく反発している。
http://www.sankei.co.jp/databox/paper/9805/07/html/0507side013.html