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大相撲の八百長発言で波紋を呼んでいる元小結・板井の板井圭介氏(43)が2日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で再び講演し、「八百長の存在は明らかで、私が言ったことは真実。相撲協会に謝罪はしない」などと、前回1月21日の講演後、日本相撲協会(時津風理事長=元大関豊山)から文書で抗議を受けたことに反論した。
板井氏はまた、「現役時代に東関親方(元高見山)と3回対戦したが、3戦とも八百長。琴錦との4戦もすべて八百長でした」と自らが絡んだとする新たな名を挙げ、質疑応答で「いずれも金銭ずくではなく、星のまわし合い。取引の内容は八百長相撲が多すぎたので記憶に残っていない」と説明した。相撲協会が法的措置をとった場合、「100パーセント勝つ自信がある。私自身が証拠です」と話した。
名前を挙げられた東関親方は「そういうことはやっていない。迷惑だ」と言っている。
板井氏は前回の講演で自ら八百長相撲をしたと告白し、具体例として「曙(当時関脇)に星を40万円で買ってもらった」などと発言。日本相撲協会が「協会の名誉と信用を著しく棄損し、業務を妨害した」として抗議文を送り、発言の撤回と謝罪を求めていた。
(20:15)