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余談だが、ニューヨークダウが持ち直しているが、これは明らかに大暴落に備えた作為的な売り抜け局面と判断する人が多い。フリーメーソン系企業が個人投資家にリスクを転嫁するため延命を図っているのだ。もっとも筆者や大部分の読者には無縁だろうが。しかし、大暴落直後から、世界はまっしぐらに戦争に向かって突き進む必然性を背負い込むことになろう。経済不安を払拭するのは侵略戦争しかない。北朝鮮やイラク・セルビアなどに挑発行動を起こさせるための工作が計画されているだろう。今、まさしくヒトラーの登場を熱望し、ファッシズムが台頭する必然性が整った。ヒトラーはなぜ熱狂的な支持を受けたか? それは、アウトバーンとフォルクスワーゲンで労働者の失業を解消したからだ。日本の民衆が要求するものも、人格的に立派な指導者でなく、仕事を与える指導者である。人は「自分を必要とする社会」を熱望するのである。それがオウムであろうとヤマギシズムであろうとファッシズムであろうと関係ない。人々は平気で良心をも売り渡すだろう。かつてアメリカが、チャップリンという良心を自らの手で追放したように。