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回答先: 『ウィンドウズ2000』が新興宗教関与で独規制に抵触？ 投稿者 一刀斎 日時 1999 年 12 月 29 日 20:56:13:
http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/3527.html
『ウィンドウズ2000』が新興宗教関与で独規制に抵触？(下)
Chris Oakes
12月21日 3:00am PST (12/22から続く)
米国の連邦議員の中には、サイエントロジストやモルモン教徒、エホバの証人
の信者などに対するドイツ政府の宗教差別を批判する者もいる。今年10月、マッ
ト・サーモン下院議員(共和党、アリゾナ州選出)とマイク・エンジー上院議員
(共和党、ワイオミング州選出)らが率いる議員グループは、彼らが人権問題とす
る事がらに関して、ドイツに再検討を迫る決議文を発表した。
国際サイエントロジー教会の人権問題責任者、ライサ・グッドマン氏はこう語
る。「ドイツには、マイノリティーと差別の問題や、それに関して取る行動につ
いて、ある特定のメンタリティーが存在する。馬鹿げたものだ」
グッドマン氏によれば、エグゼクティブ・ソフトウェア社は、L・ロン・ハ
バード氏の経営システムを利用している個人および組織の国際団体『WISE』の会
員だという。
WISEも、エグゼクティブ・ソフトウェア社が同団体の会員であることを認め
た。
サイエントロジー教会は『c't』誌への手紙のなかで、サイエントロジーにつ
いての記述が不正確な点を非難し、エグゼクティブ・ソフトウェア社は同教会に
入会していないと主張している。
また、マイクロソフト社の広報マーク・トーマス氏は、『c't』誌が取り上げ
た技術的懸念には根拠がないと述べた。「われわれはこの問題を非常に慎重に検
討したが、懸念されるべき問題は全く無い」。問題のソフトは厳密に再チェック
されたが、企業のデータセキュリティーに対する脅威にはならないことが確認さ
れたという。
マイクロソフト社が、サイエントロジーに関するバイエルン州の規制に抵触す
るかどうかという問題に関しては、同社とサイエントロジーの間に関係はないと
トーマス氏は述べた。「(ウィンドウズ2000は)エグゼクティブ・ソフトウェア社
の製品ではない。わが社の製品だ」
サイエントロジー教会は、自身を「応用宗教哲学」と定義している。同団体の
サイトに記載された、サイエントロジーの実践についての解説によると、サイエ
ントロジーで鍵となるのは哲学の実際の応用だと言う。「L・ロン・ハバード
は、自身の哲学の一部として、実際的『技術』を開発した。つまり、その技術を
もって、人々が彼の知り得たことを利用して進歩していけるようにだ」とサイト
には書かれている。
ドイツの報道では、バイエルン州当局とカトリック教会の発言が引用されてい
る。
『c't』誌の編集者ペルソン氏によれば、ハンブルク市報道担当者はドイツの
通信社に対して、「(WISEは)経済システムに入り込んでこれを偵察するためのサ
イエントロジーの最重要部門だ。エグゼクティブ・ソフトウェア社は、WISE内の
トップ企業に属している」と述べたという。
ペルソン氏は、ドイツ連邦政府はこの件に関してすぐにも実質的な行動をとろ
うとしているようには見えないと言う。このような疑惑があっても、ウィンドウ
ズ2000は予定通り発売されるだろうと同氏は考えている。
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