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回答先: 英国内NATO軍基地で起こった衝撃のUFO着陸事件 投稿者 SP' 日時 1999 年 12 月 18 日 17:02:36:
一九五六年八月一三日、英サフォーク州のベントウォーターズとレイクンヒースで、それぞれ、英空軍と米空軍とがUFOをレーダーと肉眼でとらえた最も有名な事件の一つが起こった。
その物体は地上に設置された三つのレーダーで追跡され、夜間戦闘機ヴェノムの航空レーダーで確認され、また−−肉眼でも−−地上と飛行機から観察された。ガン・カメラのフィルムにはUFOが写っていたが、あまりにも像がぼんやりしていて、有力な証拠とはならなかった。
レーダーでの遭遇は、その物体が時速四〇〇〇マイル〔六四〇〇キロ強〕にまで達し、その当時のどんな航空機の能力も遥かに超えたスピードで進んでいたことを示していた。
コンドン報告書でさえ、「見たところ合理的で知的なUFOの行動は、起源のわからない機械装置の存在を示唆している」と結論づけている。(ジョン・スペンサー『UFO百科事典』志水一夫監修、原書房)
レーダー/ビジュアルのもっとも有名な事例は、一九五六年八月に起こった。イギリスのサフォーク州レイクンヒースとベントウォーターズ両空軍基地で、六基もの軍事レーダーが、時速最大四〇〇〇マイルで飛行する数機の未確認飛行物体を探知したのである。事件はほぼ九〇分間続き、地上に向かってちかちか光るぼんやりした発光体を目撃したアメリカ空軍輸送機パイロットから、視覚による確認も行なわれた。接触現場へ向かった英国空軍の夜間戦闘機は、シミュレーションまがいの空中戦をするはめになった。UFOは急速に旋回して英国機の尾翼につくと、五分以上も振り切られずにつきまとった。
レイクンヒース=ベントウォーターズ事件は、隕石の目撃としても説明がつき、たまたまレーダーに異常な反応を起こしたものだとも主張されてきたが、アメリカ空軍が依頼した報告書は、この事例については“起源不明の機械装置”がもっとも可能性の高い説明だという有名な結論を下している。実際、過去四半世紀に記録された事例数が目に見えて減っていると思われるというのが、レーダー/ビジュアル報告の信憑性に反対するもっとも有力な主張である。だがこうしたパターンは、現代のレーダーがますます精密になって、にせの反射に惑わされにくくなっているせいなのか、あるいは装備の大半を稼働させている軍の側が秘密主義になっているせいなのかは、はっきりしていない。(マイク・ダッシュ『ボーダーランド』南山宏訳、角川春樹事務所)