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回答先: From aml 本多勝一とガス室記事(西岡投稿) 投稿者 やました 日時 1999 年 12 月 19 日 17:01:30:
噂の真相1998年2月号投書欄
本多勝一氏は「左のサビオ」か
西岡昌紀
私は、本多勝一氏という人は、立派なジャーナリストなのだと思っていた。長野
冬季オリンピックがもたらす環境破壊の問題などでは、氏の古巣である朝日新聞
が迎合しているのに逆らい、ジャーナリストとして自分の信念を通す気骨有る人
なのだと、本当に信じていたのである。だから、その本多勝一氏が、「マルコ
ポーロ」廃刊事件の数か月前、私が開いていた研究会を訪れ、私の話を好意的
(と私は感じた)に聴いてくれた事はとても嬉しかったし、私と同様「ガス室」
見直し論者(「ユダヤ人虐殺」の否定では断じてない)である左翼の木村愛二氏
に、本多氏が「週刊金曜日」誌上での連載を依頼したと聞いた時には、「さすが
は大ジャーナリストだな」と心の底から感服したものである。つまり、「マルコ
ポーロ」廃刊事件以前、本多氏は、私(西岡)や木村氏の見解に肯定的だったの
であり、実際、その木村氏に、「ガス室」の存在を疑う立場からの記事執筆を依
頼していたのである。それどころではない。木村愛二氏によると、本多氏は、私
が「マルコポーロ」に発表した記事(「ナチ『ガス室』はなかった」)を「マル
コポーロ」にではなく、氏の雑誌「週刊金曜日」に掲載出来ないかと、木村氏に
打診すらしていたと言うのである。
その本多氏が、「マルコポーロ」廃刊後は、「週刊金曜日」誌上で、私や木村氏
を攻撃するキャンペーンを展開している。本当に失望したと言う他は無い。
もちろん、議論は自由である。本多氏が考えを変えたというなら、それも結構で
ある。しかし、こうした自分の姿勢には口を閉ざし、他者を攻撃ばかりするな
ら、「週刊金曜日」
は「左のサピオ」だと言われてしまうのではないだろうか?(「サピオ」も、私
に執筆を依頼しておいて、「マルコポーロ」廃刊後は、私を「ネオナチ」呼ばわ
りしている。)(神奈川県相模原市・西岡昌紀40)