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回答先: 「死の灰」長期的に…専門家警告 チェルノブイリ級の重大事態 投稿者 三四郎 日時 1999 年 10 月 01 日 23:19:49:
土壌検査が暴くセラフィールドの汚染
インディペンデント紙 日曜版 1998年10月11日 ジョフリー・リーン
グリーンピースが依頼した調査によると、カンブリアにあるセラフィールド
核施設のまわりの放射能汚染度は、チェルノブイリ周辺地域のそれよりも400
倍近く高いことが判明
セラフィールドから7マイル程（約11ｋｍ）の所にあるニュービギン村、マ
ンキャスター村の周辺から採取した土は、チェルノブイリ周辺の「立入り禁止
区域」―1986年世界最悪の核の惨事が起こった場所―から採った土よりはるか
に汚染されている。このチェルノブイリの「立入り禁止区域」からは、すでに
全ての住民が避難させられている。環境保護活動家たちは、カンブリアの農地
・牧草地の一部は放射能汚染があまりにも著しく、放射性廃棄物として分類さ
れるべきである、と訴えている。
グリーンピースが依頼し、ブレーメン大学及び、ハンブルグ環境事務所によ
ってなされた今回の検査の結果は、セラフィールド核施設にとっては最悪の時
期にやってきた。というのは、今日、ドイツでは、社民党が、連立政権を組も
うとしている緑の党と、今後自国の原子力発電所から出た使用済核燃料を再処
理のためにセラフィールドに送り続けるかどうかということに関して交渉を行
っているからだ。ドイツの環境保護活動家たちが要求している輸送停止決定は、
カンブリア核施設の経済性を損なわせることになる。
イギリスの環境庁は、イギリス核燃料公社（BNFL）のセラフィールド施設か
ら出す放射性排出物の放出を増やし、プルトニウムからMOX燃料を作るために
新しい工場を操業することを認めるかどうかを、10日以内に決定することにな
っている。今回のグリーンピースの調査は、閣僚に圧力をかけ、これら２つの
件に関して公聴会を行う状況を作らせることになりうる。
調査によると、マンキャスター村の近くにあるエスク川岸の所々から採取し
た泥は、チェルノブイリから同距離南方の場所から採取した泥より38倍から
394倍のアメリシウム-241（ガンを引き起こす放射性同位体）を含んでいるこ
とが明らかになった。さらに、この泥は、事故を起こしたウクライナの発電所
からわずか半マイル（約800m）しか離れていない場所から採取した泥よりこの
放射性物質を2倍から23倍含んでいた。 また、ニュービギン村の農地から採取
されたサンプルは、チェルノブイリの前述の場所と比べて、この放射性同位体
を16倍から100倍も含んでいた。チェルノブイリ原発から半マイルしか離れて
いない場所から採られたものと比べると5倍だ。
グリーンピースによれば、イギリスの法では、これらのレベルを含むこの農
地の土壌は放射性廃棄物として分類されなければならない。
コバルト６０のレベルもまた、チェルノブイリ周辺よりもセラフィールド周
辺の方が高いことが判明された。セシウム-137はほぼ同レベルであった。チェ
ルノブイリ周辺で採取されたサンプルは、すべて「立入り禁止区域」―人間が
立ち入ることができず、もはや農業を営むことができなくなった地域―から半
径18マイル（約29km）の場所から採取された。
「しかし、セラフィールド付近では、人々が生活し、働き、農業に携わり、
アイルランド海で魚を捕り、泳いでいるのです」とグリーンピース。また、グ
リーンピースは、1950年代にセラフィールド施設が建てられて以来行われてき
た操業を「数十年にわたるスローモーションで見るチェルノブイリ」と呼んで
いる。
Cumbrian's Opposed to a Radioactive Environment ―セラフィールドの主
な地元抗議団体−のキャンペーン・コーディネーターであるマーチン・フォー
ウッドは、「調査の数字は全く驚くべきものだ」と述べている。「私たちの地
域共同体が、このような放射能のゴミ −チェルノブイリで何万人もの人々を
避難させた放射能汚染よりもずっと危険なもの− と共生きているなんていう
ことは恥辱的なことだ。」
グリーンピース及びこの地元団体は、すべての核の再処理を今すぐやめ、こ
の状態を悪化させるべきではないと主張。しかし、イギリス核燃料公社（
BNFL）は、グリーンピースが自らに都合のよい情報だけを選んでいると非難し、
セラフィールド周辺の放射能レベルは住民の健康に脅威を与えるようなもので
はないと主張している。
http://wwwc.igc.org/igcmirror/cnic/news/misc/sellafield.html
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東海村ではろくな被爆調査も検査も行われないにもかかわらず周辺住民が
以前の生活へとかえされようとしている。
それが「何事もなかった」を装うための演出であればその後になにが続いて行く
ことになるか容易に想像はつくはずだ。
現在、セラフィールドは悪性リンパ種の多発地帯となっている。
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